フォークリフトの油圧ホースの寿命はどのくらい？

ひとりの人間が車1台をもちあげることは不可能ですが、
フォークリフトの油圧だとそれを可能にしてしまうのです。
しかもフォークリフトの油圧は瞬間的に持ち上げるだけではなく、
一定時間以上持ち挙げ続けることもできるのです。

今回はそんなフォークリフトの油圧を圧送させている
油圧ホースについて触れていきたいと思います。

「油圧ホース」は、フォ－クリフトの油圧配管として重要な役割をしている部品です。
金属製の配管と違い、フォークリフトの油圧ホースには柔軟性があり
取り回しが複雑な所においてもスムーズな配管を行うことができます。

しかし、フォークリフトの油圧ホースには柔軟性がありますが、
継続的に長期間使っていると擦れたり、折れたり、ねじれなどの
劣化、損傷のダメージを受けてしまいます。なので定期的な点検を実施しておきたいですね。

皆さんが使用しているフォークリフトの油圧ホースの状態は大丈夫ですか？
油漏れ、劣化、ヒビ割れしていませんか？

油圧ホースの寿命はメーカーではおおよそ2年を目処に交換を推奨しておりますが、
使用状況と環境などにより劣化の具合は変わりますが、念のため早めの交換を推奨しております。
劣化した油圧ホースを使い続けると、ある日突然オイル漏れが発生したり、突然破裂したりします。
オイル漏れにより、リフトシリンダーが急に降下したり荷物が落下したりなどの
事故を引き起こしかねません。

また、綺麗な床、路面にオイルが染み込んでしまうと大変な清掃作業となってしまうことがあります。

なので日頃から油圧ホースの点検を実施し、
亀裂、ヒビの入った油圧ホースを発見するようにして、
ホースが破裂する前に交換をしておくことをオススメします。

しかしフォークリフトにはたくさんの油圧ホースが使用されているため、短期間で
たくさんの油圧ホースを交換するとなると高額な出費となってしまいますので現実的ではないですね。
ですので定期点検を欠かさずに行い目視点検で明らかに、
亀裂、ヒビ、劣化のあるホースを発見したら早めの交換をしておくことをおすすめします。