フォークリフトが故障した際にまずすべきこと

もし、皆様がお使いのフォークリフトに
故障が発生してしまったらどのような対応をしますか?
今回のブログはフォークリフトが故障した際に
まずすべきことについてお伝えしたいと思います。

万が一作業中のフォークリフトが故障してしまったら、
まずは運転者そして共同作業者の安全の確保を行いましょう!
『安全第一!』です。いつもとは違う異音や振動、異臭や発熱、
部品の脱落や破損、油脂類の漏れなどの故障を発見したら
すぐにフォークリフトの稼働を止めて駐車ブレーキをかけ一旦フォークリフトから離れてください。

フォークリフトに異常!

落ち着いてフォークリフトの不具合状況を確認してみて、
大きな故障が発生していたら無理に動かさず安全柵などで囲い、
輪留めや故障中とわかる表示をして人やほかの車両がぶつからないようにしましょう。

フォークリフトは機械モノです。
一度発生してしまった故障は自然には直りません。
二次災害を防ぐためにも故障の悪化を防ぐためにも
決して無理に動かそうとはしないでください。

故障が早期発見による軽微なものでしたら、作業を中断し
他の作業の妨げにならない平坦な場所へ駐車して
同様に故障中であることがわかるように
安全柵や表示をして修理が完了するまで運転しないようにしましょう。

フォークリフトが安全に駐車できたら速やかに修理して復帰させたいですよね。
修理のことでしたらもちろんピーシーエスにご相談ください!

一刻でも早くフォークリフトを直したいと急ぐお気持ちはよくわかります。
しかし、早く確実に修理を行うためにも確認をしていただきたいことがあります。
それはフォークリフトに取り付けられている銘板(ネームプレート、車銘板)の表示です。

フォークリフト 銘鈑

銘板には型式や製造番号、車種記号やアタッチメント形式など
それぞれのフォークリフトの仕様が表示されています。
部品の検索に必要な情報ですので故障の症状と合わせて確認させていただきます。
また、フォークリフトの故障個所や故障の症状についてはできる限り正確にお伝えください。

 『フォークリフトの運転席から見て右側のマストにかかるチェーンが外れてしまった!』 

 『左前のタイヤがパンクしてつぶれてしまった!
  ネジが刺さっている。タイヤのサイズは7.00-12 12PR』

 『ブレーキを踏んでも効きがわるく、ペダルが床まで踏み込めてしまった!』などなど、

さらに問診をさせていただくことで故障の症状が詳しくわかればすぐに修理が出来るかもしれません。
故障の内容によっては現車の確認が必要になります。
修理の見積は無料でお伺いいたします。お気軽にご相談ください!

フォークリフトの修理・点検のお問い合わせはお気軽に!0120-41-4983

よくお問い合わせをいただく故障として「フォークリフトが始動できない」という事例もあります。
バッテリーの消耗やスターターモーターの不良などの故障が考えられますが、
ご相談をいただく前にひとつ確認をしてみてください。

エンジン式フォークリフトのトルクコンバーター車の場合は、
前後進レバーが中立(N/ニュートラル)の位置にあることを確認してください。
前後進のコントロールレバーが中立の位置にないと、
キースイッチをスタートの位置にしてもエンジンを始動させることができないようになっています。

バッテリー式フォークリフトの場合は非常停止ボタンや
バッテリープラグレバー(電源解除ボタン)が操作されていないか確認してください。
何かの拍子にこれらのスイッチやレバーを操作してしまうと
バッテリーからの電源がカットされてしまいます。

フォークリフト 非常停止ボタン

非常停止ボタンの解除、バッテリープラグレバー(電源解除ボタン)が押し込まれている場合は
バッテリープラグが外れているので差し込みを確認してキースイッチを操作してみてください。

以上のことを確認してもやはりフォークリフトが始動できないときはすぐにご相談ください。
即日対応の出張修理で皆様の現場を止めません!

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございます!

今回のブログは本社サービスの久保田がお送りいたしました。

フォークリフトの修理・点検のお問い合わせはお気軽に!0120-41-4983