フォークリフトの型式って!?(コマツ編)
コマツ製のフォークリフトを売却しようと検討されているお客様!
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査定は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
その査定の際に必ずお聞きしていることがあります。
それはフォークリフトの「型式」です。
今回のブログではコマツの型式がどこに明記されているか。
型式から読み取れることをご紹介したいと思います。
まずは型式がどこにあるかですが、
フォークリフトにはコーションプレートが貼付されており、
そこに必ず型式が明記されています。
貼付場所はカウンターフォークリフトとリーチフォークリフトで異なります。
■カウンターフォークリフトの場合は、
・車体前面
・ハンドル右側
・操作レバー周辺 ※バッテリー車のみ
2005年頃までは車体前面についていましたが、
それ以降はハンドル右側に移動しておりオペレータ―から見やすくなりました。
また、コマツのバッテリーフォークリフトは操作レバーが座席右横につくようになり、
それに伴ってコーションプレートも移動されています。
■リーチフォークリフトの場合は、
・フォークリフトの乗り口
・ハンドル周辺
以前はフォークリフトの乗り口についておりましたので、
乗ってしまうと確認できませんでしたが、
2008年頃より貼付位置がハンドル周辺に変更になったので、
現在はハンドルを握ると視界に自然と入ってきます。
■コマツ製のフォークリフトの型式について
コマツ製のフォークリフトの型式についてですがアルファベットと数字の組み合わせとなります。
写真では型式「FG20LT-14」と入ってます。
これをアルファベットと数字に分解して、それぞれの意味を見ていきましょう!
・F → フォークリフトの頭文字であるFですね。
・G → 動力を表してましてGasolineの頭文字であるGとなります。
他にディーゼル車ですとD(Diesel)、バッテリー車ですとB(Battery)となります。
コマツ製のリフトに関しては、HとEもあります。
Hは油圧で動力を伝えるHST車となります。
建機で培ったノウハウがフォークリフトでも使用されています。
Eは補水の要らないメンテナンスフリーのバッテリーが搭載されたバッテリーフォークリフトで、
コマツリフトが推している商品です。
急速補充電により長時間の稼動ができることが売りです。
・20 → 最大積載量・トン数を表していて、20であれば2.0トンのフォークリフトとなります。
ただし、アタッチメントを装着している車両や最大揚高が3メートル以上揚がる際に
最大積載量は変わることがありますが、それに伴ってこの数字が変化することはありません。
・L → 小型特殊車両を表します。
緑ナンバーを取り付けることが可能ですので、
このLがあるとナンバーを取得している可能性があることが判ります。
この位置にNがつくとコンパクト車となります。
標準車の車幅は1150mmですが、こちらは車幅が1090mmとコンパクトになります。
また、Hがつくと高出力エンジンが搭載しているリフトと判ります。
加速性とリフトスピードが標準車よりアップしている仕様です。
コマツ製のバッテリー車には、回生エネルギーを利用したシステムが搭載された
キャパシタハイブリッドというフォークリフトがあります。
この車種はこの位置にHBと記載されています。
・T → オートマ車を表してます。
逆にマニュアル車の場合はCとなります。
査定時に駆動系が悪いので走行しないという場合は、このアルファベットを見るようにしています。
オートマ車の場合、トルクコンバータの不良と想定され、
修理費用が高くなりますので、査定金額に大きく影響します。
・14 → 型を表してます。
ガソリンの1.0トンクラスが21型、2.0トン以上のクラスは17型が現行モデルで、
ディーゼルは1.0トンクラスが20型、2.0トン以上のクラスは17型、
バッテリーのカウンター車は12型が現行モデルとなっております。
バッテリー式リーチフォークリフトの場合を見てみましょう。
写真では型式が「FB18RL-15」とあります。
FB18までは上記と同じですので、1.8トンのバッテリーフォークリフトということが判ります。
その次に、
・R → リーチフォークリフトであることを示します。
・L → 従来のリーチフォークリフトはハンドルの真下にドライブタイヤがありましたが、
Lがあると真ん中付近にドライブタイヤがあり、両サイドにキャスタータイヤが取付られています。
この位置には他にSとFがつくことがあります。
Sがつくとコンパクトのリーチフォークリフト。
Fは冷凍仕様のリーチフォークリフトとなります。
・15 → 型を表してます。
リーチフォークリフトは15型が現行モデルとなります。
以上。
いかがでしょうか。
わずかな型式の情報からでも車体の仕様を判断することができるようになります。
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本日のブログは中古車事業部の三村がお届けしました!