トヨタフォークリフト7FD15のフロントブレーキのばらし方|ピーシーエス
皆さまは、フォークリフトに乗っていて
「なんかブレーキの効きが悪いなあ?」とか
「ブレーキペダルがふわふわするなあ?」など感じたことはありませんか?
自動車にかぎらずフォークリフトにとっても、
ブレーキは大変重要な部品であることはご存じかと思います。
そこで今回はトヨタ1.5tディーゼルフォークリフト
型式7FD15のフロントブレーキのばらし方についてお届け致します。
まずは、車体を持ち上げてタイヤを外します。
次に、ドライブシャフトの取付ボルトをはずし、ドライブシャフトを引き抜きます。
そして、ハウジングナットの緩み止めのちいさ~いネジを外したら、
ハウジングナットレンチの登場です!(^_^)/
※ブレーキをばらす際には、
いろいろな特殊工具が必要になりますのでご注意ください!( ..)φメモメモ
ハウジングナットレンチで、ハウジングナットを外し、
ベアリングなどを順番に外していったら、ドラムを外します。
さあ、いよいよブレーキの中身が見えました!
あれ?ホイールシリンダーの右側が黒くなっていますね!
これはあやしい・・・(;一_一)
とりあえず置いといて・・・
さあ、どんどんばらしていきましょう!
アンカーツーシュースプリングをスプリングフックを使い外します。
続いて、シューホールドダウンスプリングとカップを
シューホールドスプリングツールを使い外します。
この2つさえ外してしまえば、あとはどんどん外していくだけです!
おっと!外す前に取り付け状態をよく覚えておいてくださいね!
部品の数が多いので、組みつけるときに間違えないように
写真を撮っておくことをオススメ致します!(^^)/
さて、さきほどのホイールシリンダーの黒いしみですが、
やはりブレーキフルードが漏れていました!
ホイールシリンダーのカップを外してみると・・・
ホイールシリンダーの内部もさびています・・・((+_+))
そこでブレーキシリンダーホーンを使い、内部を磨きます。
かなり綺麗になりました!
ブレーキのばらし方はこれで完了です。
あとは逆の手順で組み付けていけば、オーバーホールは完了です!
ブレーキのオーバーホールは特殊工具をいくつも使用したり、
ばらし方や組付け方にもコツや知識や経験が必要になります。
ましてや組付け方を間違えてしまうと、
とつぜんブレーキが利かなくなったりして非常に危険です!
そんな危険なことにならないように
フォークリフトのプロ集団、ピー・シー・エスまでお気軽にご連絡ください!
熟練のサービスマンが対応いたします!
本日のブログは3才になった息子が会話の内容を理解し始めたため、
下手なことを言えなくなってしまった
埼玉サービスの鈴木がお届け致しました。