豊田自動織機が国内フォークリフト販売NO.1シェア50年連続を達成!

1月20日付けの新聞記事に「株式会社豊田自動織機のフォークリフトが、
2015年(1~12月)国内市場において
トヨタは36,761台(国内総販売台数78,620台)を販売し、
50年連続No.1シェア(46.8%)を達成した」とありました。

豊田自動織機では、1956年にフォークリフト第一号車の発売を開始してから、
1966年に初の国内販売台数No.1を記録して以来、
国内フォークリフト販売シェア50年連続で首位の座を堅持し続けています。
では何故トヨタフォークリフトが国内販売を50年連続で続けられているのか?
これまでの歴史とトヨタフォークリフトの魅力(勝手に)を検証してみたいと思います。

トヨタフォークリフトの始まりは、
トヨタ自動車の源流である(株)豊田自動織機製作所が発祥です。
1926年に自動織機を製造するために設立され、
1933年に自動車製造のため自動車部を設置しました。
1937年には自動車部を分離してトヨタ自動車工業(株)を設立。
1956年にフォークリフト初号機1トン車LA型の発売を開始しました。

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フォークリフトの販売を開始して10年後の1966年には、
フォークリフト国内販売シェアNO.1を獲得しました。

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(写真の注釈として、当社で買取をした1966年製6LA型)

翌年の1967年にカウンタータイプのバッテリーフォークリフトの生産販売を開始し、
1970年には産業車両専門工場の高浜工場が完成し、
リーチタイプのバッテリーフォークリフトの生産販売を開始、
エンジンフォークリフトと合わせて代表的な機種のラインナップが揃いました。
1985年にはフォークリフト生産累計50万台を達成、順調に販売台数を伸ばしています。
1999年にフォークリフト年間販売シェア40%超(40.2%)を達成し、
そして、2015年国内市場において36,761台を販売しシェア(46.8%)になりました。
(個人的には2015年に販売シェア50%を超えると思っていました)

こんなにもトヨタフォークリフトが売れているのは、
販売会社の営業マンやサービスマンが優秀なのは言うまでもありませんが、
その他の大きな要因として、今まで作り上げてきた『トヨタ』ブランドが大きいと思います。
トヨタフォークリフトは安全性・操作性・メンテナンス性・装備オプションに優れ、
環境性能に配慮した電子制御クリーンエンジンを2014年に1.5t~8.0t車に搭載し、
サービスマンにとってはうれしいメンテナンスフリー化を実現しています。
また、ブランドイメージにあぐらをかくことなく、
修理が必要になる前に顧客サポートをおこない、
事前に故障を食い止めるという「ビフォアサービス」を心がけているからです。

そんな独走態勢のトヨタを追撃するべく、
フォークリフト業界では再編が進んでいますので、
次回はフォークリフト業界での再編噂話(笑)などをしたいと思います。

本日のブログは本社営業所の石川がお届けしました。

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