バッテリーはお元気ですか~?
暑かった夏がいつの間にか終わり、
朝晩めっきり涼しくなって秋を感じる今日この頃、
皆様体調とフォークリフトの調子はいかがでしょうか?
最近エンジンのかかりが悪くなった、
セルモーターの回転がいつもと違う、
バッテリー液の減りが早いという症状が出ていたら、
それは「バッテリーの寿命」かもしれません。
使用環境により差はありますが、
バッテリーの寿命は2~3年といわれています。
これから人間にもバッテリーにもつらい季節「冬」が来る前に、
弱ったバッテリーを交換しませんか!
ここでは簡単にできるバッテリー交換の方法、
長持ちさせるコツ、メンテナンスをご紹介します。
【バッテリー交換】
①現在搭載されているバッテリーの型式を確認して
新しいバッテリーと工具を準備する
バッテリー液は希硫酸が使われていますので、
ゴム手袋と保護メガネの使用をおすすめします。
②車両の電装品を全てOFFにする
③キーを抜く
④先にマイナス端子を外す
マイナス端子はボディーアースされています。
先にプラス端子から外すと万が一工具がボディーに接触した時
ショートして大変危険です。端子を外す順番は必ず守ってください!
⑤次にプラス端子を外す
⑥取付金具を外してバッテリーを交換する。
この時、バッテリー搭載場所をきれいにしましょう!
⑦先にプラス端子を付ける
⑧最後にマイナス端子を付ける
端子を締め付ける際、締め過ぎに注意してください!
⑨始動確認をして完了
ここで症状が改善されない場合は、セルモーターなど他の原因が考えられます。
【長持ちさせるコツ】
①バッテリーを満充電状態に保つ
あまりフォークリフトを使用しない、
使用しても短時間などの充電不足は寿命が短くなります。
また、長期間フォークリフトを使用しない時は
バッテリーのマイナス端子を外して放電を防ぎましょう。
②車両側充電装置(オルタネーター)を定期的に点検する
車両側充電装置に不具合があると、
バッテリーを交換してもすぐバッテリーがあがってしまうなど、
寿命が短くなります。
【メンテナンス】
①バッテリー液の補充(メンテナンスフリーは除く)
バッテリー液が減っている場合は、精製水を補充しましょう。
精製水の入れ過ぎには注意してください。
②端子の点検
端子に緩みがないか、腐食や損傷がないか点検しましょう。
同時にバッテリー上面が汚れていないか確認し、
汚れている場合は清掃しておきましょう。
バッテリーの交換やメンテナンスは難しいものではありませんが、
自分でやるには不安がある、工具や精製水の準備が面倒
廃バッテリーの処理ができないなどお困りの時は、
お気軽にピーシーエスへご連絡ください!
ベテランサービスマンがあなたのもとへ駆けつけます!
本日のブログは本社サービス一課
ピスタチオにそっくりな田所がお届けしました。