バッテリーフォークリフトの「最適充電」と「均等充電」
バッテリーフォークリフトを充電するとき
充電ボタンの選択に悩んだことはありませんか?
種類のある充電ですが、ちゃんと使い分ける必要があります。
どんなときに、どんな充電をすればいいのか?
今回は充電方法の違いについてご紹介したいと思います!
最適充電とは
1日の作業が終了した後、使った分の電気を最適位に充電する方法です。
日常的に充電する時は、こちらの方法で充電を行います。
均等充電とは
各セルの比重や電圧を均等化させる充電方法で
一ヶ月に1~2回程度を目安に行う充電です。
最適充電よりもやや長めに充電を行います。
こちらは
・長時間使用していないバッテリー
・過放電させたバッテリー
このようなバッテリーを充電する際にも使用します。
必要以上にこの均等充電を行うと
バッテリー自体の寿命を縮めることにもなりますのでご注意ください。
プチ情報!
トヨタの6FB移行の型式をはじめとして
マイコンが自動的に「最適充電」にするか「均等充電」のするかを
選択する機種もありますので
バッテリーフォークリフトをご使用になる前には必ず取扱説明書をご確認ください。
さて、紹介してきました「最適充電」と「均等充電」ですが
実は「最適充電」という呼び方は、メーカーによって違っています。
トヨタの場合は「最適充電」
ニチユMHIの場合は「自動充電」
コマツの場合は「自動充電」
住友の場合「自動充電」
ユニキャリアの場合「普通充電」
というようになっています。
「均等充電」については、どのメーカも共通のようです(^^)
充電方法以外にも、フォークリフトのバッテリーに関することなら
ぜひピー・シー・エスまでお気軽にお問い合わせください!