ホークリフト?それともフォークリフト?

本日のブログは長かった冬もようやく影をひそめ、
すっかり春めいてきましたが花粉症の方はさぞかし大変だろうなと、
花粉症の苦しみが分からない本社サービス二課の内藤がお届けします。

いつもみなさまから点検や修理のご依頼をありがたくお受けしていますが
たまに、「フォークリフト」を「ホークリフト」と発音されるお客様がいらっしゃいます。
響きは似ているので、別にいいかと思ってしまいますが、
もちろん正確にはフォークリフトと発音しますが、なぜフォークリフトと
いうのか調べてみました。

◆まずはフォークの意味から
fork【名詞】:食卓用のフォーク
農業用のフォーク、くま手

添付写真①

◆次にリフトの意味です
lift【動詞】:持ち上げる

ということで、フォーク(日本ではツメと呼ぶのが一般的です)で荷物を
持ち上げるから、フォークリフトと呼ぶんですね。
フォークリフトは1920年代にアメリカで開発されたので、いかにも
アメリカ人らしいネーミングですね。
ちなみに、日本では当時の日本輸送機製作所(現:ニチユ三菱フォークリフト)が
1939年に開発しましたが、その当時の名称は「腕昇降傾斜型運搬機」!!
上がったり下がったり、傾斜することのできる腕で物を運搬するという
そのまんまなネーミングです。
やはり、今となってはフォークリフトの方が馴染みがあり、
なによりかっこいいですね。

◆ちなみにホークの意味を調べると
hawk【名詞】:鷹
【動詞】(他動詞):行商する
(自動詞):咳をする

意味を調べるとなんとなく、違いが分かってきますね。
フォークの様なツメが付いてるから、フォークリフトなのかφ(..)フムフム

ん!?でもちょっと待てよ・・・
ホーク、間違えました、フォーク(ツメ)が付いていないフォークリフトもあるけど
それもフォークリフトって呼んでいいのでしょうか?

例えば
・筒状の荷を運ぶ際に円筒状のアタッチメントを刺して運搬する「ラムフォーク」

添付写真②

・荷を吊って運搬できる「クレーンアーム」

添付写真③

もはやフォークの面影はまったく無く、これだけ色んな形状のアタッチメントが
あるなら、「フォークリフト」でも「ホークリフト」でもどちらでも
いいかなと再び思ってしまいそうです・・・
でもこれらのすべてはフォークリフトに分類されるのです。
気になる方はこちらをごらんください。⇒(フォークリフトの定義)

しかし時代とともに運ぶ荷物の形状の変化に合わせて、姿を変えて
物流の現場を支えてくれるフォークリフトを間違ってもホークリフトと
呼ぶことは私にはできません。
これからも私たちの生活を陰ながら支えてくださいね、ホークリフト!!

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