フォークリフトのアタッチメント配管|ピーシーエス
今回のブログはフォークリフトのアタッチメント配管交換方法、
破損による不具合についてお伝え致します。
まず、フォークリフトのアタッチメントとは・・・
フォークリフトのツメは上下、前後傾の動きをします。
それ以外の特殊な動きをする為に使う物がアタッチメントです。
※ツメが左右に動いたり回転したり左右のツメが開閉したりと作業や使用する場所によって
それぞれの用途に合ったアタッチメントをお選び下さい。
なぜフォークリフトのアタッチメントが特殊な動きを出来るのか。
それは作動油と言うオイルを配管やホースに流すことで
フォークリフト本来の上下、前後傾以外の動きを可能にしています。
様々な作業に適したフォークリフトのアタッチメントですがアタッチメントも
フォークリフトと同じように、日々のメンテナンスや不具合に応じて修理が必要です。
今回は、アタッチメントを動かす為に必要な作動油が流れる配管をぶつけてしまい、
破損させてしまった時の交換方法についてお伝え致します。
又、「アタッチメントの配管を交換しないとどうなるのか?」の不具合、
現象についてもお答えします。
破損したアタッチメントの配管を交換します。
交換するフォークリフト
メーカー:トヨタ
型式:8FD25
動力:エンジン
・用意する部品&工具
新品の配管、12㎜のメガネ又はラチェット&ソケット、
19㎜スパナ、17㎜スパナ、パーツクリーナー、現象液、ウエス、マット
※使用する工具はメーカーによって異なります。
・交換方法
①マストを接地させて接続しているホースにたるみを持たせます。
※ツメを外して接地する場合は端太角等をフォークレールに噛ませてください)
②たるみが出てきたらホース、配管内の圧を抜く為、
エンジンを切ってキーをonにしてレバーを動かします。
※オイルの吹き出しを防ぐ為
③19㎜スパナでホースの口金を緩めます。
(オイルが出てくるので地面にオイル吸着マット等敷くと良いでしょう)
④配管に付いているボルトを外したら配管の外す作業は終わりです。
(ホースからオイルが出て来るのでウエス等で巻いておきましょう)
次は新品の配管を取り付けます。
⑤配管をフォークリフトに取り付けます。
(ボルトは手で締めて仮止め)
⑥外したホースを1本ずつ締めます。
⑦フォークリフトに取り付けた配管のボルトを本締めします。
(12㎜のメガネ又はラチェット&ソケット)
⑧パーツクリーナーでオイルを拭き取ってホースと配管の部分に現象液を吹きかけます。
(現象液が白く固まるまで待機)
⑨フォークリフトのエンジンを掛けてレバー操作、
オイルが漏れていなければ交換作業は終了になります。
・アタッチメントの配管を交換しないとどうなるのか?
配管は作動油が高圧で流れている為、オイル漏れや作動不良が起きます。
オイル漏れを起こすとフォークリフト本来の機能も発揮できなくなりますが、
それよりも環境事故や火災の原因にもなりかねません。
そのまま使い続けるとオイルがなくなり、
コントロールバルブやオイルポンプ、アタッチメントなど内部に異常をきたし
高額の修理代が発生してしまいます。
当然、フォークリフトは動かなくなりますので作業効率はさがります。
少しでもフォークリトに異常が感じられた方は当社までお問い合わせください。
他にも「どんなアタッチメントがあるかわからない」、
「今の作業に適したアタッチメントを使いたい」等
いろいろあると思いますが、いつでもどんな疑問でもお問い合わせください。
アタッチメントの動きが知りたい時は
PCSのHPにアタッチメントの動画があります、見れます、わかります!!!
下記をクリック!!!
東北6県、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島でフォークリフトをお使いの方、
「フォークリフトをこれから使いたい」と思っている方、
「○○の様な動きが出来るアタッチメントを使いたい」と思っている方、
「アタッチメントやフォークリフトの事を知らないから詳しく知りたい」と思っている方、
いろいろ思っている事はあると思います。
フォークリフト専門のピー・シー・エスではフォークリフト、アタッチメントを豊富に揃えてます。
フォークリフトのプロスタッフが多数在籍しているので
お気軽にお問い合わせください。
今回のブログは仙台営業所サービス担当の大庭がお送りしました。