フォークリフト駐車時の事故発生!|ピーシーエス

日頃より弊社レンタルをご利用いただきまして誠にありがとうございます。

早速ですが、本日はレンタル車両で起きました事故について、みなさまに
お知らせしたいことがありますのでブログを書きました!!

事故の内容としましては、フォークリフトを傾斜地に駐車した際に
オペレーターさんがその場を離れた直後、フォークリフトが勝手に動いてしまい、
斜面下に停めてあった乗用車に衝突してしまうというものでした。

フォークリフトを使用するうえで危険なことは多くあり、その事故の多くは荷役作業時や
走行時の操作ミスによるものがほとんどですが、意外と見落とされがちなのが
駐車時の事故です。

駐車方法もひとつ間違えると大事故につながるおそれがありますので、
「止まっているから大丈夫」と過信せず、正しい駐車方法で、安全を確保しましょう!

まずは、知ってもらいたい駐車時の注意事項です。

【フォークリフト駐車時の注意】

1、駐車ブレーキを確実にかける
2、フォークを最降下位置に降ろす
3、平地の決められた場所に駐車する(傾斜地での駐車はしない)
4、前進レバーを中立にしたうえで、さらに安全のため、車輪止めをかける

160425_01

いかがでしょうか??駐車時の注意事項はすべて実施していますでしょうか??

とくに傾斜地の駐車は、サイドブレーキのロックが効かないとフォークリフトが
斜面下に向かって動き出してしまい、その先にある建物や他の車両、あるいは
作業をしている人に突っ込んで大事故を引き起こしてしまうことがあります。
傾斜地での駐車をしない!!このことを徹底することで事故は未然に防げます。

それと、乗用車のギヤと混同されてしまうことがよくあるのですが、
フォークリフトのトルコン車(AT車)にはPポジション(車でいうパーキング)
がありません。ですので、前進や後進のギヤを入れたままで駐車しても車輪の
ロックはできません!

160425_02

以上、フォークリフトの駐車時に必ず守っていただきたいことをお伝えしました。

別途、PCS通信(FAXレター)もお送りさせていただきました。
フォークリフト駐車時の注意事項を、イラスト入りで簡潔にまとめてありますので、
合わせてお読みいただき、今後の事故防止にお役立ていただければ幸いです。