フォークリフトも熱中症!?になっていませんか?

フォークリフトをお使いのみなさまこんにちは!!
今回はフォークリフトの熱中症!?についてご紹介をしたい思います。

熱中症といっても人に起こる症状とは違いますが(笑)
普段ご使用をしているエンジン式フォークリフトのエンジンは、
かなりの高温になることはご存知でしょうか?

エンジンはその構造を考えてもお分かりになるように、ガソリンや軽油などの燃料を燃やして、
エンジンを動かしているので、エンジンがかかっている間はつねに高温な状態で動いています。

その高温な状態のエンジンを冷却する(熱を逃がす)構造として、
冷却装置というものが自動車はもちろんのこと、
フォークリフトにもついております。

冷却装置の仕組みとしては、エンジン本体の内部(ウォータージャケット)を通る冷却水を
ウォーターポンプで送り、そのエンジンの熱で温められた冷却水が、ラジエター本体を通ったときに、
クーリングファンで起こした風によって冷却水を冷却する仕組みとなっております。

フォークリフト 冷却

そしてこの関連部品のどれか一つでも不具合があると、エンジンの冷却が充分にできなくなり、
フォークリフトの熱中症⇒フォークリフトがオーバーヒート状態となってしまいます。( ゚Д゚)

それでは、フォークリフトのオーバーヒートの故障で過去にあった事例をご紹介したいと思います。

≪ラジエター本体の目づまり≫
ラジエターはクーリングファンで起こした風によって、冷却水が冷却される場所でもあります。
その風がしっかりとラジエターの中を通過せずに冷却ができないことが、この目づまりです。

フォークリフトをご使用の場所でホコリや、砂埃が多いに場合に起こることがあり、
↓画像を見てもお分かりになるように風の通る場所が完全にふさがれてしまっています。(*_*)

このような場合はエアーブローでホコリを吹き飛ばすか、水などで洗い流すことが必要です。

いかがでしょうか?ラジエターの隙間がはっきり見えるようなりました。
これでしっかりと冷却ができますね!!

フォークリフト 冷却

今回のようにラジエターに目づまりがあるかどうかの確認は
ラジエター本体をしっかりと点検しなければ発見ができません。

そうならないために、フォークリフトの定期点検は行っていただきたいと思います。
普段は確認をしない箇所でも、フォークリフトの点検をすることで不具合の発見ができますので、
始動前点検をご自分たちでおこなっている方も、
ラジエター本体の点検もしっかりとしてみてください!!

また、フォークリフトの年に一度の年次点検は、
点検資格が必要ですので是非ともピーシーエスにおまかせください!!

ピーシーエスでは点検だけではなく、修理対応も行っておりますので、
フォークリフトのトラブルでお困りの際はピーシーエスにお問い合わせをお願いいたします。

本日のブログは埼玉営業所の相馬がお伝えしました。

フォークリフトの修理・点検のお問い合わせはお気軽に!0120-41-4983