いまさら聞けないリーチフォークリフトの操作方法
ピーシーエスの業務日誌、いまさら聞けないシリーズ!!
リーチフォークリフトの操作方法編ということで本日のブログは
リーチフォークリフトの正しい基本操作方法についてご紹介します。
既にリーチフォークリフトをお使いの方も、何を今さら!と言わずに
最後までぜひお読みください。
もしかしたら、目からウロコが落ちてしまうかもしれませんよ!?
リーチフォークリフトの特徴
リーチフォークリフトの特徴として、下記のことがあげられます。
・オペレーターが立って操縦する
・フォークリフトの前後進を手元のレバーで行う
・ブレーキ操作は足元にあるブレーキペダルを離すとことでブレーキが効く
・ツメを前後に動かせる(リーチ)
とまぁ、座って操縦するカウンター式フォークリフトと大きく違う特徴はこんなところでしょうか。
(カウンターフォークリフトにもアタッチメントとしてリーチというものがありますが、
そのご紹介はまたの機会に)
リーチフォークリフトの名前の由来でもある「リーチ」という意味は英語で
■動詞:「reach」 ~に到着する ~に届く
という意味だそうです。
リーチフォークリフトはレバー操作でツメを前後させることで、
車体ギリギリまでツメを前に出し、そして荷物にツメが届くというイメージでしょうか。
ということは、
リーチフォークリフトの最大の特徴はツメを前後に動かせるということになります。
リーチフォークリフトの基本操作方法
ではなぜツメを前後に動かす必要があるのか?
それが今回ご説明したいリーチフォークリフトの基本操作方法である、
正しい、リーチの使い方です。
さきほどリーチの意味でご説明した通り、ツメを前にせり出して荷を積載できるのは
非常に便利な機能です。
ただし、荷を積載したあともそのままツメを前に出した状態(リーチアウト)で
走行してしまっている方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
リーチフォークリフトはオペレーターが立って操縦することで、車体を極力小さくでき
狭いスペースでも走行、旋回が容易にできるようになっています。
そのため、車体が小さい分、旋回時にバランスを崩しやすい構造だとも言えます。
たとえば、荷を積載しツメを前に出した状態(リーチアウト)で急旋回すると
どういうことになるか想像してください。
車体の重心から離れた場所に、重たい荷物があると車体に加わる遠心力が大きくなり
転倒する危険性が非常に高くなります。
また、転倒までいかなくとも、車体を支えるアクスルと呼ばれる車軸にも
相当な負荷がかかり、思いもよらぬ不具合を発生させてしまうこともあります。
リーチフォークリフトの正しい操作方法として、荷を積載したら必ず
ツメを車体側に引き寄せた状態(リーチイン)で走行してください。
操作するレバーの場所はメーカーにより異なりますが、操作方法は一緒です。
レバーを前側に倒せばツメが前に出て、レバーを手前に倒せばツメが後ろに
下がります。
この基本操作を怠らず、安全第一で日々のフォークリフトライフをお過ごしください。
いまさら恥ずかしくて聞けない!なんてことでも、フォークリフトに
ついて、ふとした疑問やご相談がありましたら、お気軽にピー・シー・エスへご連絡ください。