【レンタル】3.5トンバッテリーフォークリフトのご紹介
バッテリーフォークリフトは、その名の通りエンジンではなくバッテリーで駆動するフォークリフトです。
燃料を携行缶で買ってくる必要がない手軽さや、近年のSDGsやカーボンニュートラルへの意識の高まりもあり、倉庫から建設現場までさまざまな場面で活躍しています。電動フォークリフトの活躍の場が増えるにつれ、大きなバッテリー車をレンタルしたい!というお声もよく伺うようになりました。
今回の記事では、PCSレンタル機増車祭2024 第一弾!ということで、この夏PCSのレンタル機に仲間入りした3.5トンバッテリーフォークリフトをご紹介します。
基本スペック:3.5トンバッテリー式フォークリフト
標準マスト
メーカー | トヨタ | 最大荷重 | 3500kg |
型式 | 8FBJ35 | マスト | 二段 |
年式 | 2024年 | 最大揚高 | 3000mm |
トン数 | 3.5トン | 全長(ツメ除く) | 2580mm |
燃料 | バッテリー | 全幅 | 1240mm |
ミッション | オートマ | 車高 | 2230mm |
ツメ長 | 1070~2400mm | タイヤ | 白ノーパンク |
アタッチメント | サイドシフト | PCS機番 | 630156 |
三段フルフリーマスト
メーカー | トヨタ | 最大荷重 | 2700㎏ |
型式 | 8FBJ35 | マスト | 三段フルフリー |
年式 | 2024年 | 最大揚高 | 4500mm |
トン数 | 3.5トン | 全長(ツメ除く) | 2575mm |
燃料 | バッテリー | 全幅 | 1240mm |
ミッション | オートマ | 車高 | 2270mm |
ツメ長 | 1070~2400mm | タイヤ | 白ノーパンク |
アタッチメント | サイドシフト | PCS機番 | 650165 |
新定番として、こちら2種類を増車しました。どちらも便利なサイドシフト付きです!
※上記は代表車種の仕様になります。
車両によって細部が異なりますので、実際にご納品する機械の仕様につきましては弊社営業担当までご確認ください。
許容荷重
バッテリー車と聞くと、気になるのはそのパワーですよね。パワフルなエンジン車と比べて、パワー不足なイメージのあるバッテリー車。本当に重たいものを持てるの?という点が気になる方もいらっしゃると思います。
ではここで、同じ3.5トンディーゼル車と荷重表を比べてみましょう。
☆エンジン車(トヨタ 8FDJ35・シングルタイヤ・標準3000mmマスト)
荷重中心(mm) | 許容荷重(kg) |
500 | 3500 |
600 | 3180 |
700 | 2920 |
800 | 2700 |
900 | 2510 |
1000 | 2340 |
1100 | 2200 |
1200 | 2070 |
1300 |
1960 |
☆バッテリー車(トヨタ 8FBJ35・シングルタイヤ・標準3000mmマスト)
荷重中心(mm) | 許容荷重(kg) |
500 | 3500 |
600 | 3180 |
700 | 2910 |
800 | 2690 |
900 | 2490 |
1000 | 2330 |
1100 | 2180 |
1200 | 2050 |
1300 | 1940 |
上記の表からお分かりいただけるように、バッテリー車でもエンジン車の荷役性能と比べて劣らないように作られていることがわかります。
☆関連ページ:フォークリフトのレンタルならピーシーエスへ | フォークリフトのスペシャリスト ピー・シー・エスの業務日誌
また、バッテリー車は走行荷役の瞬発力に優れており、エンジン車に慣れている方には驚かれることもあるほど、きびきびとした動きが得意です。バッテリー車でもパワー不足は感じません!
オペレーターシート周辺
ちいさなステアリング
さっそく運転席に座ってみました。ステアリングや各種レバー、モニターなど、すべてが見やすいよう配置されています。
直径300mmのかわいいステアリングが特徴的ですね。これまではフォークリフトも小型乗用車と同じように直径360mm程度のものがよく使われておりましたが、こちらはステアリングをくるくるくる~と回して旋回するフォークリフト特有の操作がしやすいよう小さく改良されております。
扱いやすい荷役レバー
右手側のレバーは3本、リフト・チルト・サイドシフトになっております。チルトレバーに付いているボタンを押しながら前傾すると、ツメが水平位置で停止してくれます。
また、荷物の位置決めを簡単に行える大人気のサイドシフト付き!!荷を下ろすときに細かく切り返す必要がないので、車体が大きめで不安…という方でも安心ですね。
☆関連ページ:アタッチメント 【フォークリフトのPCS】
奥にある赤いボタンは緊急停止ボタンです。オペレーターはもちろん、フォークリフトの近くにいる方でも押しやすい位置に設置されています。
まるわかりディスプレイ
レバーの下にはモニターが付いております。モニターも警告灯も明るくて見やすいですね。右下の矢印ボタンを押すと各種メニューに切り替わります。
便利なクリップ
オペレーターシートの右側には小物入れとクリップが!現場で使うちょっとした書類を挟むのに便利です。
ホーン付きリアグリップ
後ろを振り返るとリアピラーにアシストグリップがあります。グリップにはホーンスイッチがあり、後ろを向きつつ、体を支えつつ、安全にホーンを鳴らすことができます。
充電口は差しやすい左側に
充電コードを差す場所はオペレーターシートの左前にあります。これがまた絶妙な角度でイイ!フォークリフトの乗り降りを行う左側にあるので、充電作業もスムーズに実施できます。
☆関連ページ:フォークリフトの充電方法:日々の注意点から電源選定まで | フォークリフトのスペシャリスト ピー・シー・エスの業務日誌
走行荷役関係
最大揚高4300mm
実際に車両を動かしてみました。まずは最大揚高までマストを上げてみます。こちらのフォークリフトは3段フルフリーマストで、最大揚高4300mmのタイプになります。
標準マスト3000mmでは高さが足りない荷役や、簡易フックを用いてフレコンバッグを2段積みにしたいときなどにおすすめです。
☆関連ページ:フォークリフトで吊り作業:用途外使用!?アタッチメントで安全荷役 | フォークリフトのスペシャリスト ピー・シー・エスの業務日誌
高さ制限に強い!フルフリーマスト
3段フルフリーマストのため、通常の2段マストと比べ、ツメを上げ始めてから中のマストが出てくるまでの高さ(フルフリー量)が大きくなっております。屋根や入口が低い場所など、高さに制限のある現場で大活躍します。
☆関連ページ:マストの種類ってなに!? | フォークリフトのスペシャリスト ピー・シー・エスの業務日誌
簡易的な荷重計も
リフトレバーを止めるとディスプレイに簡易的な荷重が表示されます!便利!!商取引に使用できる精度はありませんが、荷物の重さを見ながら荷役をされたい方におすすめです。(ここでは荷物を持っていないので0.00tという表示になっています)
☆関連ページ:荷重計で無理な荷役を防いで安全第一! | フォークリフトのスペシャリスト ピー・シー・エスの業務日誌
白ノーパンクタイヤ
タイヤは白ノーパンクタイヤを装備しております。タイヤ痕が付きにくいので、屋内や新築現場に嬉しいですね!
ライト類
LED前照灯
ヘッドランプは明るいLED仕様で、しっかり前を照らしてくれます。LEDなので玉切れの心配もほとんどございません。
後部作業灯
暗い場所・時間帯でも後方が見やすいよう、後部作業灯を設置しました。スイッチ一つでオンオフの切り替えができます。エンジン車と比べて走行音が静かなバッテリー車ですが、かなりまぶしく光るので、周囲の人に接近したことを気づいてもらいやすくなるというメリットも!
☆関連ページ:安全用LEDラインライト 【フォークリフトのPCS】
まとめ
今回の記事では、ピー・シー・エスのレンタル機に新たに仲間入りした3.5トンバッテリーフォークリフトの魅力をた~~~っぷりとご紹介いたしました!ぜひこの3.5トンバッテリー車に皆様の荷役のお手伝いをさせてあげてください!!
こちらの3.5トン電動フォークリフトをはじめ、ピー・シー・エスは日本全国6ヶ所のレンタル拠点でさまざまなフォークリフトを保有しております。レンタルでお探しのフォークリフトがございましたら、ぜひお気軽にピー・シー・エスまでご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。ピー・シー・エス仙台営業所の中野がお送りしました。