マーキングというものをご存知ですか?

ピー・シー・エスブログをご覧の皆様おはようございます!
本日は我々ピー・シー・エスのサービスマンが点検に活用している
「マーキング」について書かせて頂こうと思います。

ご存知かとは思いますがマーキングとは印を付けるという意味です。
では点検でどういったところで印を付けるかと言いますと
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ホイールの取り付けナットや
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油圧ホースの取り付け部分など
緩んでしまっては危ない箇所や比較的緩む現象が起き易い箇所に
マーキングを行う事で
目視で確認し点検整備のスピードアップを図っているのです。

そもそもボルトやナットは定められた締め付けトルク、
若しくは手ルク(2015年10月29日サービスブログ参照)で締め付けられており、
通常緩むことはそう滅多に起こることではありません。

しかし物事には絶対ということはありません。振動や衝撃などを受けて
ボルトやナットが緩んでしまうことが有り得るのです。
ですが、滅多に緩まないけどもし緩んでいたらどうしよう?
一ヶ所一ヶ所工具を使って増し締めをし
緩んでいるかを確認していては膨大な時間が掛かってしまいます。

そこでマーキングすることでボルトやナットが緩んでいるかを
一目で見て判断することが可能になるのです。
ではこちらのマーキング済みの車体の写真をご覧ください。
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もうお気づきになられましたよね?

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油圧ホースが緩み、マーキングがずれてしまっていますね。
このまま使用していたらオイルが漏れてしまうところでした。
油圧ホースを増し締めしてマーキングし直します。
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このようにマーキングを行い印を付けることにより
目で見ただけで緩みを瞬時に発見することができ
尚且つ点検に掛かる時間を短縮することができるので、
点検以外の整備などに掛けられる時間に回すことができるのです。

ピー・シー・エスではこのマーキング以外にも様々な工夫を用いて
フォークリフトの点検や整備を行っております。
タイヤ交換から日々の日常点検、修理に年次検査など
フォークリフトのことに関してのご相談を何でも受け付けております。

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本日のブログは最近ますます寒くなってきてバイク乗りには厳しい季節ですが、新しいバイクが欲しいなぁと思っている埼玉営業所サービスの渡邊がお送りしました。