フォークリフトの燃料って?
みなさん!ご自分のフォークリフトが何で動いているのかご存知ですよね?
ディーゼルフォークリフトであれば軽油、
ガソリンフォークリフトではガソリンを使っています。
今回はディーゼルフォークリフトの燃料についてお話します!
ディーゼルフォークリフトは軽油が使われていると先にお話しましたが
もし軽油に水分や汚れが含まれていると
エンジンの調子が悪くなり最悪の場合壊れてしまいます(>_<)
それを防ぐ為にフォークリフトにはフューエルフィルターが付いています!
左が実際に使われているフォークリフトから外したばかりのフィルターで、
右の物が新品になります。
横から見ただけでは左の方が少し汚れているな~位ですね!
しかし上から見てみると・・・
こちらは新品のフィルターです!
真っ白で綺麗ですね(^O^)
ではこちらはどうでしょう?
真っ黒で汚いですね(-_-;)
こちらは使用済みのフィルターになります。
このフィルターは300h程使用された物ですがこんなに汚れてしまうんです!!!
この汚れた原因は主に土埃や水分などで
空気中に舞っている物が燃料タンク内に入り込んだ為です。
フューエルフィルターもここまで汚れてしまうと
本来の能力を発揮出来ず汚れた軽油が
そのまま燃焼室に行き燃えてしまいます!
また水分の割合が多くなってしまうと
エンジンが調子悪くなってしまったり
燃料タンク内やフューエル経路内に錆が発生し
その錆が詰まってしまってエンジンが掛らなくなってしまいます(;一_一)
そうなってしまうと修理費用が高額な物になってしまいます・・・
これを防ぐには給油する際に土埃等が舞っていない室内で行う事、
軽油も長期保存している物ですと
空気中の水分が混入してしまうのでなるべく使用を避けて頂く事です。
フォークリフトにはセジメンターという
フューエルフィルター内に水が入っている事を
知らせてくれる警告ランプがついています。
もしこの警告灯が点いてしまった場合には水抜きを行わないといけません!
フューエルフィルター内は勿論ですが燃料タンク内も行いましょう!!!
ピー・シー・エスではフューエルフィルターとは別に
フィルターを付けるという独自の対策を行っています!!!
このフィルターは半透明になっており燃料内に水が入っていると
一目で分かる様になっています。
この画像ですと軽い軽油が上、
重たい水が下にと綺麗に分かれているのが分かりますね!
ピー・シー・エスではこのような対策を行いトラブルの早期発見を心掛けています!
フォークリフトの状態が不安で見て欲しいという方は是非PCSにご連絡下さい!
熟練のメカニックが対応します!!!
今回のブログは新しく買った車の燃料代に目が点(;O;)になってしまった
有賀がお届けしました。