フォークリフトの爪は消耗品!?

フォークリフトの爪(フォーク)ですが
実は消耗品ということはご存知でしたでしょうか??

おさらいですが、フォークリフトの爪(フォーク)とは?

フォークリフトはこの爪(フォーク)で荷物を持つため
フォークリフトには欠かせないものです。

ピーシーエスでは下記の長さの爪を保有しています!

ツメ(フォーク)所有一覧表
トン数 長さ(単位:mm)
0.5トン系 620 / 770 / 850 / 920 / 1070
0.9トン系 770 / 920 / 1070 / 1220
1.0トン系 770 / 920 / 1070 / 1220 / 1370 / 1520 / 1820 / 2000
2.0トン系 920 / 1070 / 1220 / 1370 / 1520 / 1670 / 1820 / 1970 / 2000 / 2200 / 2300 /2400
3.0トン系 1070 / 1220 / 1370 / 1520 / 1670 / 1820 / 1970 / 2100 / 2200
3.5~4.0トン系 1070 / 1220 / 1520 / 1820 / 1900 / 1970 / 2000 / 2100 / 2200 / 2400
5.0トン系 1220 / 1370 / 1520 / 1820 / 1970 / 2200 / 2400

ご覧の通り、実はフォークリフトの爪の長さは様々!

そんな爪ですが、実は使用しているうちに消耗していきます。
摩耗した爪を使用し続けていると、折損や曲りなどを発生させる原因となり
時には重大な事故へとつながる恐れがあり、大変危険です。

しかし、爪の摩耗具合は
なかなか目で見て判断することが難しいのが現状・・・

ではどのようにして爪の摩耗を確認したよいのでしょうか?

ピーシーエスでは
フォークリフトの爪の摩耗を確認するために
定期的に”ノギス”や定規などの工具を使用して確認を行うことをおすすめしています。

ちなみに”ノギス”とは
長さを100分の5ミリメートル単位まで精密に測定する測定器のことで
外側測定・内側測定・深さ測定・段差測定ができます。

フォークリフトの爪には摩耗限度があり
その摩耗限度はフォークリフトメーカーごとに設定されています。
豊田自動織機を例で見てみると

最大荷重 1トン 2.5トン 3.0トン 3.5トン 4.0トン 8.0トン
基準の厚さ 30mm 42mm 45mm 50mm 55mm 68mm
摩耗許容限度 25mm 35mm 39mm 39mm 46mm 59mm

また、爪の根本部分に亀裂がないか「クラックチェック」の実施もおすすめします。

クラックチェックとは文字通り、クラック(亀裂)をチェックするということで
染色浸透探傷剤を使用して亀裂の確認を行うのが一般的です。

これらの検査はフォークリフトの定期自主検査(月次検査)の中でも
下記のような項目で定められており
・フォーク止めピン部の変形
・フォーク先端の開きおよび高さの差を調べる
・フォーク根元部、アッパーおよびアローフック部亀裂の有無を探傷器などで調べる
・摩耗量を調べる

下記のような判定基準のもと、点検を行います。
・変形、亀裂または著しい摩耗がないこと
・メーカーの指定する基準値内であること
・亀裂がないこと

お使いのフォークリフトの爪の点検を行い
摩耗限度に達していたり、亀裂が生じていた場合
ピーシーエスではフォークリフトの爪の販売も行っておりますのでお気軽にご相談ください!

しかし、フォークリフトを使用していても
点検などに関しては詳しくわからないという方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時も、フォークリフトのスペシャリスト
ピーシーエスの出番です!!

ピーシーエスでは、フォークリフトの定期的な検査(特定自主検査や定期自主検査)や
突然発生したトラブル・修理にも対応致しております!

フォークリフトに関することならなんでも!ピーシーエスにおまかせ下さい!

お問い合わせはお気軽に!0120-41-4983