サヤフォークって何?フォークリフトのサヤについて紹介します!
さて、突然ではございますが「サヤフォーク」って何かご存じですか?
聞いたことはあるけど、実際にどのような物で、どのような用途で使用するのか?
「ツメ」と「サヤ」って同じじゃないの?….etc
名称も含めていまいちよくわからないという方も多いのではないでしょうか?
わたくしもPCSに入社してフォークリフト屋さんになるまでは、いまいちよく解っておりませんでした…(笑)
そんなフォークリフトのサヤについて今回は詳しくご紹介させて頂きます!
「ツメ」と「サヤ」の違いとは
↓「ツメ」は元々フォークリフトについているこちらですね。
↓「サヤ」はツメにかぶせる筒状の物が「サヤ」となります。
名称の「サヤ」ですが漢字で書くと「鞘」となります。
鞘=刀剣の刀身の部分を入れる筒。物を保護するためにかぶせる筒!
まさにフォークリフトのツメにかぶせる筒状の物が「サヤ」となります。
サヤをかぶせる目的は元々のツメ長さでは荷役作業時などに長さが足らない!などツメを長くしたい時に長サヤをかぶせて使用します。
取り外しも容易なので、外せば短いツメでの使用も簡単に出来ます。
↓フォークリフトのトン数によってサイズは様々ですが、PCSでは下記のサイズをご用意しております。
「サヤ」を選ぶ際の注意点
しかしココで注意です!
サヤフォークは元ツメにかぶせるため、元ツメが極端に短いツメに極端に長いサヤをかぶせると、サヤの空洞部分が多くなります。
そのため荷物を持ち上げた際にサヤが曲がってしまい、荷物の落下事故などにもなりかねませんね…
では具体的にどのくらいのツメにどのくらいのサヤが適性なのかをご説明させて頂きます。
因みにISO規格ではサヤフォーク長さは元ツメ長さの167%以内と規定されております。
例として=元ツメ920㎜×1.67=1536.4㎜ 長サヤ1520㎜までとなります。
※規定以上の長サヤを装着されると大変危険です。
もちろん元々の「ツメ」を長い物に変更することも可能です!今お使いのフォークリフトでお困りな方はお気軽にPCSへお問い合わせ下さい!
弊社のフォークリフトのプロフェッショナル担当者より、お客様の作業に合った最適なアドバイスをさせて頂きます。
「ツメ」「サヤ」の単品販売も行っております。アイテムページをご確認ください。