フォークリフトの爪は消耗品です!定期的な点検しましょう!
フォークリフトの爪(フォーク)ですが
実は消耗品ということはご存知でしたでしょうか??
摩耗した爪を使用し続けていると
折損や曲りなどを発生させる原因となり
時には重大な事故へとつながる恐れがあります。
しかし、爪の摩耗具合は
なかなか目で見て判断することが難しいのが現状です。
ではどのようにして爪の摩耗を確認したよいのでしょうか?
ピー・シー・エスでは
フォークリフトの爪の摩耗を確認するために
定期的に”ノギス”や定規などの工具を使用して確認を行うことをおすすめしています。
ちなみに”ノギス”とは
長さを100分の5ミリメートル単位まで精密に測定する測定器のことで
外側測定・内側測定・深さ測定・段差測定ができます。
フォークリフトの爪には摩耗限度があり
その摩耗限度はフォークリフトメーカーごとに設定されています。
豊田自動織機を例で見てみると
最大荷重 | 1トン | 2.5トン | 3.0トン | 3.5トン | 4.0トン | 8.0トン |
基準の厚さ | 30mm | 42mm | 45mm | 50mm | 55mm | 68mm |
摩耗許容限度 | 25mm | 35mm | 39mm | 39mm | 46mm | 59mm |
また、爪の根本部分に亀裂がないか「クラックチェック」の実施もおすすめします。
クラックチェックとは文字通り、クラック(亀裂)をチェックするということで
染色浸透探傷剤を使用して亀裂の確認を行うのが一般的です。
これらの検査はフォークリフトの定期自主検査(月次検査)の中でも
下記のような項目で定められており
・フォーク止めピン部の変形
・フォーク先端の開きおよび高さの差を調べる
・フォーク根元部、アッパーおよびアローフック部亀裂の有無を探傷器などで調べる
・摩耗量を調べる
下記のような判定基準のもと、点検を行います。
・変形、亀裂または著しい摩耗がないこと
・メーカーの指定する基準値内であること
・亀裂がないこと
お使いのフォークリフトの爪の点検を行い
摩耗限度に達していたり、亀裂が生じていた場合
ピー・シー・エスではフォークリフトの爪の販売も行っておりますので
お気軽にご相談ください!
しかし、フォークリフトを使用していても
点検などに関しては詳しくわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時も、フォークリフトのスペシャリスト
ピー・シー・エスの出番です!!
ピー・シー・エスでは、フォークリフトの定期的な検査(特定自主検査や定期自主検査)や
突然発生したトラブル・修理にも対応致しております!