バッテリー式フォークリフトの バッテリーメンテナンスのコツ
本日のブログは本社サービス出張班の岡田がお届け致します。
ブログをお読みいただいてるみなさま、こんにちは!!
春眠暁を覚えずのころ、ここで目の覚めるお話をおひとつ。
ピー・シー・エスの社内でもあまり気付かれてないのですが、
私の同僚の山口さんが散髪に行ってから、眉毛がなんと小栗旬みたいになり、
急激な進化をとげたんですよー\(^o^)/なのでこちらも、すっかり春らしさを感じております。
そんな山口さん情報(その1)はさておき、本題に入ります。
今回は年々需要が増えているバッテリー式フォークリフトについて、ニ○ユM○I出身である私から、
バッテリーフォークリフトをお使いの方にメンテナンスのコツやバッテリーの特徴をお伝えしたいと思います。
ご存知の通りバッテリー式フォークリフトに搭載されているバッテリーは自動車用バッテリーとは違い、
非常に大きくて、重たくて、大変高価な代物です。
バッテリーフォークリフトの容量、重量、価格の半分をこのバッテリーが占めていると言っても過言ではありません。
一般的にバッテリーの寿命は
1200サイクル(1回放電1回充電=1サイクル)約4年と言われております。
そんな高価なバッテリーを1日でも長持ちさせる為には、
日頃のメンテナンスとバッテリーの充電について正しく理解して使用することがとても重要になってきます。
バッテリーの日頃のメンテナンスと充電のについて下記の項目に注意して下さい。
・バッテリー液(電解液)の量を適正の量に常に保つこと。
※補水は水道水ではなく必ず精製水を使用してください。
※液面をフロートの白線の高さに合わせてください。
・バッテリー本体の表面を常に清潔に保つこと。
※汚れていると自然放電の量が増加します。
・バッテリーの比重が適正でありバラツキがない事と液濁りがない事を比重計により確認。
※正常な値、液温20℃で比重1.280 バラツキ許容範囲0.03未満
※液濁り 茶色:陽極板の劣化 灰色:陰極板の劣化
※保護メガネ及び保護手袋を必ず装着してください。
・バッテリーを過放電状態で充電せずに長時間放置しないこと。
※サルフェーションを起こし(白い粉の様な物が発生する)充電してももとに戻り難い物質になる。
・バッテリーを過充電しないこと。
※一般的には75%放電時に充電する事が理想といわれております。
※バッテリー残量ゲージが多過ぎ又は減り過ぎの状態で充電しても寿命を早めてしまいます。
・バッテリーの比重、電圧にバラツキが出始めたら均等充電を行うこと。
※もしくは、例えば10回に1回とか1ヵ月に1回とか予めサイクルを決めて均等充電を行っても良いと思います。
※最近の機種では自動で均等充電が設定されるタイプもあるのでご使用前に必ず取扱い説明書をご確認ください。
以上の項目に気を付けて頂く事で、バッテリーの寿命は必ず伸びます。
ピー・シー・エスでは、バッテリーの無料診断も実施しております。
バッテリーの持ちが悪いや、バッテリーから異臭がするなど、気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。