フォークリフトテストに挑戦!~回答編~

昨日の記事ではフォークリフトに関するテストに挑戦していただきましたが
今日はそのテストの回答編をお送りしたいと思います!

皆さんはいくつ正解できているでしょうか!?

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問 つぎの空欄に語句を埋めなさい。

(1) フォークリフトは大きい荷物や重い荷物を容易に積み降ろし、運搬できる便利な産業車輌です。しかし、フォークリフトの性能、特徴を十分に発揮させ使いこなすにはフォークリフトの( 荷重 )と車輌における( 安定 )の関係を十分理解して作業をすることが大切です。

(2) フォークリフトは前輪を支点として、天秤のような状態で( 積載荷量 )と( 後輪荷重 )とをつり合わせて支えています。積荷の荷重中心が支点である前輪より遠くなればなるほど、積載できる荷重は小さくなります。また、つり合いバランスを超える荷重の積荷を積載すると、後輪が浮き上がり転倒、操作不能となり大変危険です。

(3) エンジン式フォークリフトの種類と名称
①フォーク=使用する( パレット )によりフォーク幅を調整する。
②タイヤ=タイヤの異常( 磨耗 )、損傷はないか、取り付けボルトのゆるみがないかを確認する。
③( 給油口 )=燃料(軽油)の挿入口、キャップの閉め忘れに注意する。
④( ヘッドガード )=上部からの落下物から頭部、体を保護する。
⑤( ステアリング )=ハンドル(円周方向に回し、進行方向を示す)。
⑥( マスト )=フォークを上下させるための帆柱。
⑦( バックレスト )=荷物を傾けた際、マスト部への浸入を防ぐ。

(4) メンテナンス
①原動機
エンジンオイル =オイル漏れの確認。
燃料の点検 =( レベルゲージ )による確認。
冷却水の点検 =( ラジエーター )内の水量が充分にあるか確認。
排気ガス =排気ガスの色の確認
②ハンドル
ハンドル及びリンク =著しい( 遊び )やガタがないかを確認。
=異常に重くないかを確認。
③ブレーキ
( フート )ブレーキ =ペダルの踏みおろしが適当に効き、ランプ点灯の確認。( ハンド )ブレーキ =ブレーキバーの効き具合の確認。
④タイヤ
タイヤ =( 亀裂 )や磨耗がないかを確認。
ホイール点検 =( ナット )のゆるみがないかを確認。
⑤クラッチ
( クラッチペダル ) =ペダルの切れがよいかを確認。
⑥( 点灯確認 )
ランプとホーン =動作が正常で損傷がないかを確認。
⑦フォーク
各油圧装置=フォークを作動させ( 油漏れ )がないかを確認。

(5) 安全運転の心がけ(走行の注意)
倉庫内・構内においてフォークリフトを運転する際も自動車と同様に安全運転を行わなければなりません。
混み合った構内やスペースの少ない倉庫などでの運転は道路以上に思わぬところで危険が多く存在します。
常にルールを守り、安全な運転を心がけましょう。
■ 発進する時は、周囲の( 安全確認 )を!
■ 安全に止まれる( 速度 )で走行しましょう。
■ 急発進、急( ブレーキ )をかけない。
■ 旋回は( 速度 )を落とし、ゆっくりと。
■ 荷物を積んで走行する場合は、マストを後ろに傾けましょう。
■ ( 同乗者 )を乗せて走行してはいけません。
■ 大きな荷物を積載したときは( 後進 )で走行します。
■ 坂を登る時は( 前進 )、下りる時は( 後進 )で。
■ 通行区分を守り、通路を横切る時は必ず一旦( 停止 )を!
■ 走行中、( わきみ運転 )はしない。
■ 夜間作業では、特に( 安全 )な速度で。
■ 視野と( 死角 )に注意しましょう。

(6) 経済運転の心がけ
排出ガスの抑制、事故防止、経営コスト削減など「環境」「安全」「経営」の3つの効果を期待するもので、環境に対しても優しい運転を心がけることが大切です。
( アイドリング )・・・ 車体は動いていないにも関わらず、エンジンをかけたままの
状態のこと。
( ふかしすぎ )・・・ 走行の際や荷物をフォークリフトで上げ下げする際に
必要以上にふかすこと。
( 生ハン )・・・ 止まった状態でハンドルを切ること。
( 速度超過 )・・・ 構内で定められた速度を超えて走行すること

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簡単でしたか?それともちょっと難しかったでしょうか?
また機会があればフォークリフトに関するテストを作成したいと思いますので
その時はぜひまたチャレンジしてみてください(^^)♪

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