バッテリー式フォークリフトの暑さ対策|スポットクーラーを後付けする5つのメリット
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こんにちは!フォークリフト専門店のPCSです。
「大型の倉庫や工場で空調を使用しているけど、フォークリフトの運転席まではなかなか涼しくならない……」
そんなお悩み、ありませんか?
大型の倉庫や工場は天井が高く、搬入口のシャッターも頻繁に開閉します。空調を使用していても冷気が広がりにくく、フォークリフトの走行範囲すべてを涼しくするのは簡単ではありません。
扇風機や据置型のスポットクーラーを設置しても、フォークリフトがその場を離れれば、運転席まで風は届かなくなります。
倉庫全体を冷やしにくいうえに、作業者も移動する。フォークリフト作業の暑さ対策が難しいのは、この2つの条件が重なるためです。
そこで選択肢となるのが、車両と一緒に移動しながら、オペレーターへ冷風を届けられる「フォークリフト用スポットクーラー」です。
フォークリフト作業でも暑さ対策の強化が必要です
厚生労働省によると、2025年に職場で発生した熱中症による死傷者数は1,803人となり、統計を開始した2005年以降で最多となりました。
業種別では製造業が365人と最も多く、工場などの製造現場でも暑さへの備えが欠かせません。
また、2025年6月1日には改正労働安全衛生規則が施行され、
一定の条件に該当する作業について、熱中症のおそれがある人を早期に発見するための報告体制や、重篤化を防ぐための対応手順を整備・周知することが事業者に義務付けられました。
詳しくはこちら[☀️職場の熱中症対策、できていますか?]
しかし、報告体制や対応手順を整えるだけでは、作業中の暑さそのものは軽減できません。
水分・塩分補給や十分な休憩、作業時間の調整などに加えて、作業者の身体を冷やす設備面の対策も検討する必要があります。
☆参考文献→ 厚生労働省「令和7年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を公表します|厚生労働省」
☆参考文献→ 厚生労働省「職場における熱中症対策の強化について(令和7年6月1日施行)」

フォークリフト用スポットクーラーとは?
フォークリフト用スポットクーラーは、車両に搭載して使用する局所冷房機器です。
扇風機のように周囲の空気を動かすだけではなく、コンプレッサーで冷却した風をダクトから送り、オペレーターの顔や首元、上半身へ直接届けます。
倉庫や工場の空間全体を冷やす設備ではありません。
その代わり、暑さの影響を受けているオペレーターの近くへ冷風を集中させ、車両が移動しても冷風が一緒についてくることが特徴です!

フォークリフト用スポットクーラー 5つのメリット
メリット1 オペレーターへ「冷やした風」を直接届けられる
一般的な車載扇風機は、周囲の空気を循環させるものです。
気温が高い倉庫では、熱い空気がそのままオペレーターへ当たってしまうことも……。
その点、スポットクーラーは、コンプレッサーで冷却した風を送ることができます。
ダクトの向きを調整することで、顔や首元など、冷やしたい場所へ冷風を向けられます。空間全体の温度を下げるのではなく、必要な場所を狙って冷やす仕組みです。

メリット2 フォークリフトと一緒に冷風が移動する
据置型のスポットクーラーは、一定の場所で作業する人を冷やすには有効です。
しかし、フォークリフトは荷物の保管場所、積み込み場所、荷下ろし場所などを行き来します。
運転席が冷風の届く範囲から離れてしまえば、移動中や移動先では暑さをしのげません。
車載式なら、スポットクーラーもフォークリフトと一緒に移動します。
走行範囲の広い倉庫でも、オペレーターの近くから冷風を送り続けられます。

メリット3 全体を冷やしにくい現場でも使いやすい
屋外はもちろん、天井の高い倉庫やシャッターを開放する時間が長い工場でも、空調で冷やした空気が外へ逃げやすくなります。
広い空間全体を均一に冷やすには、大きな設備と多くのエネルギーが必要です。それでも、フォークリフトが走行するすべての場所へ冷気が届くとは限りません。
フォークリフト用スポットクーラーなら、建物全体ではなく、暑さの影響を受けるオペレーターを局所的に冷やせます。
全体空調をすぐに新設・増強できない現場でも検討しやすい方法です!

メリット4 建物側の大がかりな空調工事がいらない
フォークリフト用スポットクーラーは、車両に搭載して使用します。
建物側に新たな空調設備を設置する方法と比べ、必要な車両から段階的に暑さ対策を追加できます。
たとえば、稼働時間の長い車両、特に暑い場所で使用する車両、担当するオペレーターが固定されている車両など、優先順位を決めて導入することも可能です。
メリット5 既存のフォークリフトへ後付けできる
暑さ対策のためだけに、フォークリフト本体を入れ替える必要はありません。
設置条件と電源仕様が合えば、現在使用しているフォークリフトへスポットクーラーを後付けできます。
車両の買い替え時期を待たずに対策できるため、暑さが厳しくなってから設備面の対策が必要になった場合にも検討できます。
もちろん、すべてのスポットクーラーが全ての車両へ取り付けられるとは限りませんので、取り付ける際は、本体や配線が運転時の視界、乗り降り、レバー操作、走行の妨げにならないことを確認してください。

スポットクーラーはバッテリー式フォークリフトとも相性がよい

フォークリフト用スポットクーラーというと、屋外で稼働するエンジン式フォークリフトへ取り付けるイメージが強いかもしれませんが、
実は屋内で使用されることの多いバッテリー式フォークリフトとも相性がいいんです!
屋内の暑さ対策と使い方が合っている
バッテリー式フォークリフトが多く使われる倉庫や工場では、天井の高さやシャッターの開閉により、空間全体を均一に冷やせないことがあります。
そのような環境では、移動するオペレーターの近くへ冷風を届けるスポットクーラーの特徴を生かせます。
エンジン由来の排熱がない
エンジン式フォークリフトでは、稼働中にエンジンや排気系統から熱が発生します。
バッテリー式フォークリフトにはエンジンがないため、こうした排熱がオペレーター周辺の暑さを強めることがありません。
そのうえで冷風を直接届けられるので、オペレーターの方にとっても快適です。
導入前に確認したい6つのポイント
フォークリフト用スポットクーラーを選ぶときは、冷房能力だけでなく、車両への適合と実際の使い方を確認しましょう!
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 車両側の電源電圧 | スポットクーラーの対応電圧と一致しているか |
| 車体側の設置スペース | 本体を水平かつ安定した状態で設置できる場所があるか |
| クーラーの固定方法 | マグネットや固定具などで、走行中も安全に固定できる設計か |
| 配線経路 | 操作、乗降、走行の妨げにならない配線ができるか |
| 冷風ダクト | オペレーターへ無理なく冷風を向けられ、排熱が運転席へこもらないか |
| 使用環境 | 雨や水がかからない場所で使用できるか 製品ごとに定められた連続運転時間や使用条件を守れるか |
特にバッテリー式フォークリフトでは、対応電圧の確認が重要です。購入前に車両の銘板とスポットクーラーの仕様書を照らし合わせ、判断できない場合は販売店へ確認しましょう!
[スポットクーラーについて詳しく見る]
[お困りの際はお問い合わせください!]
スポットクーラーだけに頼らないことも大切です
フォークリフト用スポットクーラーは、オペレーターの近くへ冷風を届けるための設備です。
ですが、1台設置すれば熱中症を完全に防げるわけではありません。
- WBGT値(暑さ指数)や気温を確認する
- 水分と塩分を補給する
- 涼しい場所で休憩する
- 作業時間や作業内容を調整する
- 体調不良を報告できる体制を整える
- 熱中症が疑われる場合の対応手順を周知する
こうした対策と組み合わせ、現場の状況に応じて使用しましょう。
体調に異変がある場合は、スポットクーラーを使用したまま作業を続けず、定められた手順に従って速やかに対応することが重要です。

バッテリー式フォークリフトの暑さ対策ならPCSへ
PCSでは、DC48Vのバッテリー式フォークリフトに対応したスポットクーラー「SDC-034N」を取り扱っております。
| 項目 | SDC-034Nの仕様 |
|---|---|
| 対応車両 | DC48Vのバッテリー式フォークリフト |
| 冷房能力 | 0.33kW |
| 本体重量 | 約11kg |
| 冷風ダクト | 最長70cm |
| 固定脚 | 強力マグネット付き・高さ30~70mmで調整可能 |
| 低電圧保護装置 | なし |
| 価格 | 99,500円(税別) |
エンジン式フォークリフト用モデルは今季販売分を終了していますが、バッテリー式フォークリフト用のSDC-034Nは、2026年7月23日現在、引き続き販売中です。
「使用中のフォークリフトに取り付けられるか分からない」「複数台へ導入したい」といった場合は、車両のメーカー・型式・電源電圧・希望台数をお知らせください。
フォークリフト専門店として、車両と現場の状況を伺いながらご案内いたします。
暑さが続く時期に使用を始められるよう、導入を検討中の場合はぜひお早めにお問い合わせください!




