【保存版・A4手順書付き】バッテリーフォークリフトの補水方法:精製水の入れ方と注意点

こんにちは、フォークリフト専門店のPCS神奈川営業所です。
お盆休みも終わり、皆様いつもの日常に戻っておられるのではないでしょうか。
熊本の地震、千葉での豪雨、災害級の猛暑…。
心痛む災害が続いてしまっている8月です。
被害に遭われた皆様へは心からのお見舞いを申し上げます。
また、一刻も早い復旧をお祈りしています。
当たり前の日常がかけがえのないものだと、改めて思う夏になりました。
そして、まだまだ暑い夏は続きます…。
熱中症対策、油断せず気を付けて頂きたいのですが、バッテリーフォークリフトも水分補給が大事!な事をご存知でしょうか。
燃料の補給の必要のないバッテリーフォークリフト。
ですが、バッテリーには精製水を絶やさず補給してあげる必要があります。
「適切な補水」はバッテリーの寿命を延ばし、フォークリフトを長く安全にお使い頂く為にとてもとても重要なこと。
今回は印刷してお手元に置いておきやすいよう、補水の仕方をA4サイズにまとめさせていただきました。
プリンターの設定にもよりますが、両面印刷で一枚になるようにまとめてあります。
今回はトヨタのフォークリフトで作成しておりますが、他メーカーでも大きく変わらないのでご参考にして頂ければ嬉しいです。

バッテリー液を補水するときの4つの注意点
精製水が無くなってしまうと、バッテリーの異常な温度上昇を招き、最悪火災の原因にも。
ぜひ以下の事を実施してください。
1.水道水ではなく、必ず精製水を使用する
補水するときに入れるのは、バッテリー補水用の精製水です。
「水なら何でも同じでは?」と思われるかもしれませんが、水道水にはさまざまな不純物が含まれています。
バッテリーへ補充する水としては適していないため、水道水や井戸水などは使用せず、必ず精製水を使用してください。
2.精製水は「入れれば入れるほど良い」わけではない
補水不足に気を取られて、ついついたくさん入れたくなります。
しかし、入れすぎもNGです。
必要以上に補水すると、充電時などに電解液があふれることがあります。
バッテリー内部を満たす希硫酸と混じった精製水。
こぼれると床や車体の塗装を損傷させてしまいます。
肌や目に触れることも非常に危険です。
液量は必ず指定された範囲に収めましょう。
3.バッテリー周辺を清潔に保つ
補水するときは、液量だけでなくバッテリー上面の状態も確認してみてください。
汚れや漏れた電解液をそのまま放置すると、腐食や漏電などにつながる場合があります。
補水時に精製水や電解液をこぼしてしまった場合も、そのままにはせず常に綺麗にしておいてください。
4.保護具を着用し、火気を近づけない
バッテリーの電解液には希硫酸が含まれているので、肌や目に触れても大変危険です。
補水や点検を行う際は、保護メガネやゴム手袋などを着用し、電解液が目や皮膚に触れないよう十分注意してください。
また、鉛バッテリーは充電時などに水素ガスが発生します。
火気や火花を発生させるものを近づけず、換気のできる環境で作業してください。
リーチフォークリフトも補水が必要です
リーチフォークリフトでも、補水が必要な鉛バッテリーを搭載している場合は、同様に定期的な液量確認が必要です。
カウンターフォークリフトと異なるのは、バッテリーを車体から引き出して補水するところ。

今回お作りしたトヨタ製リーチフォークリフト用の手順書では、
バッテリーを引き出す操作から、各セルの確認・精製水の補充、作業後にバッテリーを格納するところまでを写真付きでまとめています。
手順書の裏面には、緊急停止ボタンを押した場合の復旧方法も掲載していますので、
詳しい手順は、下のPDF資料にてご覧ください。
【無料PDF】現場で使えるバッテリー補水手順書
「毎回スマートフォンで調べるのは面倒」
「新人さんにも同じ手順で作業してほしい」
そんな現場でも使いやすいよう、今回の内容をA4両面1枚に収まる補水手順書としてまとめました。
カウンターフォークリフト版
【A4手順書PDF】カウンターフォークリフトのバッテリー液補水方法

リーチフォークリフト版
【A4手順書PDF】リーチフォークリフトのバッテリー液補水方法

A4用紙へ両面印刷し、ラミネート加工して充電場所などに置いておけば、補水時にすぐ確認できます。
ぜひ日々のバッテリー管理にお役立てください。
補水は「誰か一人の仕事」にしないことも大切です
バッテリーの補水は、一度覚えてしまえばそれほど複雑な作業ではありません。
だからこそ、
「誰かが確認しているだろう」
「前回いつ見たか分からない」
という状態になりやすい作業でもあります。
点検する曜日を決める。チェック表を作る。補水した日付を記録する。
そんな小さなルールを作っておくだけでも、確認漏れを防ぎやすくなります。
点検の頻度は使用状況にもよりますが、夏季は2~3日一度くらい、夏季以外は1週間に一度ぐらい。自然に揮発してしまう分もあるので使用しなくても確認してください。
フォークリフトの稼働状況や充電回数、バッテリーの仕様によって変わるため、現場に合った管理方法を決めておきましょう。
一人に任せきりにせず、フォークリフトに関わる皆様でバッテリーの状態を確認する。
それも、安全に長く使うための大切なメンテナンスです。
あれもダメこれもダメ、気を付けることも多い・・・。
面倒に思われるかもしれませんが、安全に作業するために欠かせないことです。
チェックリストを作ったり、水量を確認する曜日を決めたりと工夫してみてはいかがでしょうか。
一人に任せず、関わる人みんなで、意識して「安全」を守りましょう。
補水作業をもっと簡単に。「バッテリー液補水ノズル チュウチュウ」
「何台も補水するので意外と時間がかかる」
「精製水をこぼさず入れるのが大変」
そんな場合には、補水作業をラクにする道具もあります。

価格:4,500円(税・送料別)
※価格は2026年8月現在です。
補水作業を効率化したい方はもちろん、
「バッテリーの減り方が以前より早い気がする」
「この状態で使い続けて大丈夫?」
「バッテリーの点検を一度してほしい」
といったご相談も、フォークリフト専門店のPCSまでお気軽にお問い合わせください。
フォークリフトを長く、安全にお使いいただくために。
車両の点検・整備からバッテリーに関するご相談まで、PCSがサポートいたします。

ピー・シー・エス株式会社 神奈川営業所
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