フォークリフト点検者|ピーシーエス

昨日の記事で紹介した、法令によって義務付けられている3つのフォークリフトの定期点検
今日は予告通り、点検できる人できない人をご紹介します!

フォークリフト点検風景フォークリフト点検風景フォークリフト点検風景フォークリフト点検風景フォークリフト点検風景

特定自主検査(年次検査)
⇒国家資格を持った検査者、または、許可を得た検査業者でなければ実施できない
⇒下記の項目について検査を行い、異常が見つかった場合は、直ちに
補修・調整・補充・交換など、必要な処置をしなければならない。
1.原動機の異常の有無
2.動力伝達装置の異常の有無
3.走行装置の異常の有無
4.操作装置の異常の有無
5.制動装置の異常の有無
6.荷役装置の異常の有無
7.油圧装置の異常の有無
8.電気系統の異常の有無
9.車体・ヘッドガード・バックレスト・警報装置・方向指示器・灯火装置及び
計器の異常の有無
⇒検査後はフォークリフトの目立つ所に実施年月日を明記した検査済ステッカーを必ず貼付し
検査結果を記した書類は3年間保存しなければならない

定期自主検査(月次点検)
⇒資格がない人や許可を得た検査業者でなくても実施できる
⇒下記の項目について検査を行い、異常が見つかった場合は、直ちに
補修・調整・補充・交換など、必要な処置をしなければならない。
1.制動装置、クラッチ及び操縦装置の異常の有無
2.荷役装置及び油圧装置の異常の有無
3.ヘッドガード及びバックレストの異常の有無
⇒検査結果を記した書類は3年間保存しなければならない

作業開始前点検(日常点検)
⇒資格がない人や許可を得た検査業者でなくても実施できる
⇒その日の作業を開始する前に、次の事項について点検を行わなければならない。
1.制動装置及び操縦装置の機能
2.荷役装置及び油圧装置の機能
3.車輪の異常の有無
4.前照灯、後照灯、方向指示器及び警報装置の機能

どの検査も大切なフォークリフトの検査です!
安全にご利用いただくためにも、必ず点検を実施しましょう!

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