フォークリフト未経験率76%を支える安心の協力体制
ピーシーエスの整備士は、私もそうでしたが、乗用車整備士からの転職が半数以上を占めます。
ほとんどの人は、入社時フォークリフト未経験でした。
転職の時はフォークリフトの整備士として一人前になれるのか少し不安もあったことを最近思い出しました。
しかし入社5年目の今、その不安は不要であったと感じます。
フォークリフト未経験者も安心の協力体制
パワステ不調をみんなで解決
先輩整備士の一人がパワステ不調のお客様のもとにうかがいました。
モーターやセンターなど思いつくものはすべて確認したけど解決せず。。。
営業所にいた自分に連絡が入り、マニュアルを確認しながら連絡を取り細かくチェックを開始。
別のお客様のもとでの作業が完了した別の整備士が応援に駆け付け、一気にスピードアップ。
3人態勢でチェックを行い、電気系統の不具合が原因であったことを突き止めることができました。
油圧装置不調をみんなで解決
私自身も元乗用車整備士だったので、フォークリフト整備士として一人前になるまでは多くのことを手伝っていただきました。
フォークリフトの特徴として「油圧装置」があります。
とある現場で使用されていたフォークリフトが、リフトの下降速度が異常に遅くなり全然仕事にならないという理由で工場に入庫してきました。
ある程度慣れ自信もついてきていた私はいつも通り、状況の再現から確認。
そして直ぐに見れる荷物を持ち上げる装置周りのマスト、リフトブラケットと呼ばれるものから点検に入りました。
更にエラーコードやその車体の修復歴から見当をつけて当たっていきました。
通常だとこの辺りで何かしらの原因の確認が出来て修理完了と進んでいくのですがこの時は全く手ごたえがありません。。。
行き詰りそうになったのでに先輩整備士に相談。
「次はこうしてみない?」「○○○の点検はやった?」というアドバイスがすぐに返ってきました。
見当の付け方から教わり、無事原因となっていたバルブ内部の異物混入を発見!
よく見てみると内部のスプリングも破損していました!
ここの症状があったら念のためここも確認しておくべしと車種の癖も教えていただきとても勉強になりました。
まとめ
このように、ピーシーエスはフォークリフト未経験で入社した整備士が多く在籍しているため、協力体制がとても整っていると感じます。
完了した時には「お疲れ様~」「ありがとう!」「原因がわかってよかったね」といった仲間からの労いの言葉もあり「やった~!」っと実感した案件が、今回ご紹介した他にも多数あります。
今後も助け合いながら、お客様のお役に立てるよう成長していきます。