フォークリフト用品の交換で多い失敗|ピーシーエス

おはようございます!
今日のブログは日頃のメンテナンスの中で交換する機会の多いであろう
電気関係の部品交換時に、
気を付けたいこと・ありがちな失敗をお届けしようと思います(^O^)

まずは交換の機会が一番多いのではないのかな!?と、思う
灯火類の、部品交換時に気を付けたいことは、

①ヘッドライトのバルブを交換する際は、バルブのガラス部分を素手では触らない!
これは、バルブのガラス部分を素手で触ってしまうと手の脂がガラスに付いてしまい、
ヘッドライトに使われているハロゲンランプは高温になるのですが、
手の脂が付いた部分だけさらに高温になってしまい、
バルブの寿命を縮めてしまったり、最悪の場合はバルブのガラスが割れてしまいます。
これを防ぐには、バルブ交換時には、必ず手袋を着用しましょう!

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②必ず、交換するバルブのV(ボルト)・W(ワット)を確認し、適正なバルブを使用しましょう!
特に気を付けたいのは、バッテリー車とエンジン車の両方を所有している場合ですが、
バッテリー車とエンジン車では、
バッテリー電圧が違う(バッテリー車で48V・エンジン車で12Vもしくは24V)ので、
例えば間違えてバッテリー車用のバルブをエンジン車に付けてしまうと、
電圧が足りないためバルブは点灯しません(>_<)
逆に、エンジン車用のバルブをバッテリー車に付けてしまうと電圧が高すぎるために、
バルブが一瞬で切れてしまいます!
(PCSに入社したての頃、バルブ交換時にこの失敗をしてしまい、
バルブが一瞬で切れて非常に悲しい気持ちになったのを今でも覚えています・・・)
さぁ、気を取り直して(笑)バッテリー交換にいきましょう!

バッテリー交換時に気を付けることは

①バッテリー交換の際は、絶対に+と-をショートさせない!
これは、言うまでもなく非常に危険なので、絶対にショートさせないように気を付けましょう!
以前、自分が自動車整備士をしていた頃、バッテリー交換時に自分の不注意で
+端子と-端子を工具でショートさせてしまった経験があります。
ほんの一瞬だったのですが、「パチッ!」と音がして
使用していた工具が少しですが溶けていました・・・
それからは、バッテリー交換時は細心の注意を払って作業することを心掛けています。

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②バッテリーを取り外す時は必ず「-端子」から外す!
理由は①と同じで、-端子を取り付けたままの状態だと
+端子⇒ボティアースの間でショートしてしまうためです!
これは、自動車用バッテリーのような直流電流は
①バッテリー+端子②負荷(電装品)③ボディアース④バッテリー-端子 という順番で
電気がぐるぐると周るようになっています。
ここで、-端子を付けたまま+端子を外そうとして、
うっかりボディに工具が触れたら・・・
①バッテリー+端子③ボディアース④バッテリー-端子の回路が完成してしまい
これまた「パチッ!」となってしまいます(>_<)
交換といえば外すだけでなく、当然取り付けもありますが、
取り付けの際は「+端子」から付けましょう!

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以上の例のように、比較的簡単に交換出来る部品でも
交換作業に失敗すると発生する危険が潜んでいますので、
是非!PCSにおまかせください!

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本日のブログはGWは釣り三昧だった、埼玉サービスの関がお届けしました!