パレットフォーククランプってどんなもの?

ピーシーエスはフォークリフト専門の会社です。
本日のブログはパレットフォーククランプというアタッチメント(作業補助装置)をご紹介いたします。

最初にクランプという名前についてご説明いたします。
クランプとは締める・固定するという意味になりますが、
パレットフォーククランプの他にベールクランプやドラムクランプなど、
クランプできるアタッチメントはいろいろな種類がございます。

zenkaiten ベールクランプ

扱う荷物の違いから商品名に違いはあるものの、
フォークリフトの車体幅よりフォーク(ツメ)が大きく広がることにより、
荷物を横からクランプすることができる特長は同じとなります。

ここからはピーシーエスレンタル商品のパレットフォーククランプについてご紹介いたします。

パレットフォーククランプはフォークが最大1800mmまで広げられます。
「フォークリフトのフォークってこんなに広がるんだ!」と、
思った方はたくさんいらっしゃることと思います。

パレットフォーククランプは木材やH鋼などの長尺物の運搬、
仮設ハウスやコンテナなどの移動に威力を発揮します!
また、フォークの開き幅を自動で開閉できるため、
多種類のパレット作業を必要とする場所でも大活躍中です。

ではパレットフォーククランプをご利用いただいたお客様の実例をご紹介いたします。

◆横に長い荷物や、いろいろな大きさと重さの機械を移動したい◆
新しい事務所の開設にともない1週間程度のあいだに様々な引っ越し荷物を移動。
うち1日については横長のテーブルを移動させるため、
フォークが自動で開閉でき最大1500mm~1600mm開くものがいいという条件でした。

テーブルサイズは長2900mm×奥行1300mmの大きさで重さは300kg位でした。
新しく購入したテーブルはトラックで搬入されるため、
梱包されたテーブルをトラックから荷下ろしできれば良いというご希望。

さらに倉庫のレイアウトを決めるため工場の機械も移動させたいということで、
2.0トン~2.5トンのフォークリフトをご希望。

◆フォークリフトの選定point◆
point①横長のテーブル
⇒テーブルより横長の荷物はないということを伺い、
パレットフォーククランプのアタッチメントを選定
⇒テーブルのサイズが奥行1300mm(荷重中心650mm)ですが、
工場機械の移動設置を考慮しフォークの長さは1520mmを選定
⇒トラックからの荷下ろしに使用するためフォークリフトの揚高は標準3000mmのものを選定

point②工場の機械を動かしたい
⇒工場機械の重さは様々ですが一番重い荷物の重さに合わせて2.5トンフォークリフトを選定。
⇒屋内作業ではあるものの工場機械の移動設置にのみ使用するためパワーがあるエンジン車を選定

フォークリフト選定チャート

zenkaiten

パレットフォーククランプで横長のテーブルを運び、
いろいろな大きさの工場機械をレイアウトどおり設置できました。
順調に作業が進み予定よりも早く引っ越しは終わり、
とても便利なアタッチメントがあるものだと喜んでいただくことができました。

ピーシーエスでは作業に合わせた最適なフォークリフトをご提案しています。
本日のブログは本社営業所 木目田(きめだ)がお届けいたしました。

フォークリフトレンタルのお問い合わせはお気軽に!0120-41-4983