油圧ホースの交換はしていますか?

フォークリフトにはいろいろな装置がついていますが、
それらの装置を動かすために油圧を使用しているのはご存知でしょうか?

エンジンやモーターで油圧ポンプを動かし、
各シリンダーへ油圧を伝えているのですが、
その間にあるのが油圧ホースです。
フォークリフトを良く見てみると、いたるところに
油圧ホースが張りめぐらされているのが確認できます。
リフトシリンダーやチルトシリンダー、パワーステアリングはもちろん、
アタッチメントなどの作動にも油圧ホースは不可欠です。

つまり、フォークリフトにとって油圧ホースは、
とても重要な部品の一つと言えます(・ω・ノ)ノ!

写真①

油圧ホースは、ゴムでできており自由に角度を変えられるため、
いろいろな方向に油圧を伝えることができます。(とはいえ曲げすぎはダメです)
また、油圧ホースはいろいろな太さがあり、
低圧や高圧など種類もたくさんあります。

さらには油圧ホースの両端にあり、
接続する部分の口金といわれる部品にも種類が多くあり、
そして各フォークリフトメーカーによって異なります。
(例えば、トヨタはユニファイ、ニチユは1005など)

このように油圧ホースと一言で言っても、
口金との組み合わせもあるため、かなり多くの種類になります!

写真②

ところで、油圧ホースの状態を確認したことはありますでしょうか?
油圧ホースはフォークリフトのいたるところに張りめぐらされていますので、
すべての油圧ホースを確認するのは難しいと思いますが
とりあえず、見える範囲の油圧ホースを確認してみることをおすすめ致します。

特にプーリーとよばれる部品のところの
極端に曲がっているホース(下の写真です)など、
外に出ているホースの確認は重要です。

油圧ホースはゴムでできていますので、
年数や自然環境、使用状況により劣化し、亀裂が入ってしまいます。
表面に亀裂が生じたままにしておくと、
最悪の場合には破裂してしまいます((+_+))
油圧ホースが破裂すると作動油が飛び散り、
フォークリフトも動かせなくなってしまいますので、
こうなる前に早め早めの交換をおすすめ致します。

と言っても、交換の時期の判断はなかなか難しいですよね?
細かい亀裂ならとりあえず問題はありませんが、
深い亀裂の場合は早めの交換をおすすめ致します。

先日お客様のフォークリフトを点検した際に、
アタッチメントの油圧ホースが下のような写真の状態でしたので
交換をおすすめし、その数日後に交換を致しました。

写真③

PCSでは油圧ホースの交換修理も承っております。
また「この油圧ホースは交換したほうがいいのか?大丈夫なのか?」と
不安なかたはご相談ください!

熟練のメカニックがお客様のもとにかけつけ、判断をさせていただきます。
もちろん、とりあえず見積もりだけのご依頼でもけっこうです!
油圧ホースが破裂して、作業ができなくなるその前に

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