OPSってなに??
みなさん、OPSってなんだかご存じですか~?
ネットで“OPS”という単語で検索すると
このようなものがトップにあがってきます。
OPS(野球)
OPS(オプス、オーピーエス)は On-base plus slugging の略であり、
野球において打者を評価する指標の1つ。
出塁率と長打率とを足し合わせた値である。
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??? 私が説明したいOPSはこちらのことではありませーん(ToT)
私が説明したいのはこれ!!!
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OPS
(Operator Presence Sensing)
オペレータが運転席を離れた時の事故防止に貢献する新システムです。
O・・・Operator 機械を操作する人
P・・・Presence 存在すること、いること
S・・・Sensing 感知、計測
日本語で言うと、運転手着座感知装置というところでしょうか?
OPSはトヨタL&Fの名称で、ユニキャリアではインターロックという名称。
各メーカーで呼び名は違うみたいですね。
オペレーターが運転席を離れた時に荷役、
走行を停止させる装置のことなんです!
運転席を離れた状態でリフトやチルトしたり、
走行したりすると、危ないですよねー。
事故を未然に防ぐためにこのような装置が付いてるんです。
最近のフォークリフトには装着が義務付けられていて、
新車時に標準装着されています。
シートに着座していない時、メーターにはこのように表示されます。
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安全な作業をするためには
重要な装置だということはお分かりいただけましたよね?
そんな装置ですが、意外と壊れやすいんです(´д`|||)
最近、私が請け負う修理の中で
OPSに関するトラブルが多くなってきたように感じます。
そこで!トラブルを少しでも減らせるように
注意事項をご紹介したいと思います!
■注意① シートの下に物を置かないでください!!
OPSのスイッチはシートの下にあります。
スイッチの配線もシート下を通っているため、
シート下に物を置くと運転席に座ったときに
配線やスイッチと干渉し、傷つけてしまいます!
その状態で、シートを前後に動かしたら更に大変なことにっ!!
絶対にシート下に物は入れないでください(^o^)
■注意② シートに深く座り、正しい乗車姿勢で運転してください!
センサーはシート座面の中心に装着されていることが多く、
中心に荷重がかかっていないと検知されず、誤作動してしまうことがあります。
上の写真のように、荷役操作中に運転席から身を乗り出して
確認動作をすると、シートの中心からお尻が離れてしまい、
急に走行荷役が停止してしまうことがあります。
このような動作は危険なので、
絶対にシートの中心に座って離れないようにしてくださいね!
みなさんに安心してフォークリフトを使っていただけることを
心より願っています(^.^)/~~~
本日のブログは、本社サービスのK佐藤がお届けしました。