フォークリフトにグリスアップしてますか?

フォークリフトの可動部分には
グリスという粘性の高い油が潤滑に使われており
そのグリスを定期的に補充・交換する作業をグリスアップと呼びます。

私が日々、ピー・シー・エスで保有しているフォークリフトの点検整備をしていて
一番多く作業しているメンテナンスがグリスアップです。

たかがグリスアップ、されどグリスアップ。
定期的にグリスアップをやるのとやらないのでは、大きく差が出てきます。

グリスアップの実施が定期的に必要な理由は?
グリスアップを怠ると、各摺動部の金属部品の摩耗やサビの発生により、
動きが悪くなったり、異音がする等の不具合が発生し、
部品の交換が必要となる修理が発生することもあり
余分なメンテナンス代がかかるなどグリスアップは大変重要なメンテナンスです。

そこで今回はグリスアップをする個所をご紹介したいと思います。

まずはリフトチェーンのように外から見える所であれば
普段フォークリフトをお使いいただいている方でも
簡単にグリスアップを行うことができます!

リフトチェーン写真

使うのはスプレーグリス
このようにスプレーグリスでグリスアップを行うだけでも
錆びによる腐食や摩耗を防ぎ、リフトチェーンの持ちが違ってきます。
特に雨にあたる屋外で使用されている方はリフトチェーンが
錆びやすいので念入りなグリスアップをおすすめします。

しかしフォークリフトにはまだまだグリスアップが必要な所があります。

・チルトシリンダー部とマストサポート部(マストの土台)のグリスアップ
主にマストの動きに関わる部分のグリスアップで、
グリスガンにて注入します。
グリス切れを起こすとマストの前後傾時に金属同士がこすれあい
ギーギーと異音が発生します。

チルトシリンダー写真①
チルトシリンダー写真②

マストサポート写真①
マストサポート写真②

・リヤアクスル部分のグリスアップ
ハンドル操作時のリヤタイヤの動きに関わる部分のグリスアップで、
グリスガンにて注入します。
グリス切れを起こしたまま使用していると
ハンドル操作時のガタが大きくなったり、
異音などの不具合が生じます。

リヤアクスル写真①
リヤアクスル写真②

グリスやグリスガンはホームセンターなどでも購入が可能ですが、
フォークリフトにはグリスニップルと呼ばれる
グリスガン用の注入口がたくさんあるので、
これらのグリスアップはちょっと大変かもしれません。

そこで、自分で作業するのは心配だな・・と思った方は
そんな時は無理をせず、フォークリフトのプロにおまかせください!

フォークリフト専門の整備工場に、
資格を有する熟練サービスマンが多数在籍していますので
グリスアップなどの日頃のメンテナンスのことはもちろん、
特定自主検査・定期自主検査や緊急出張修理にも対応しております!

点検や修理・メンテナンスでお困りのことがございましたら、
フォークリフトのプロ集団ピー・シー・エスにお気軽にお問合せください!!

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本日のブログは埼玉営業所サービス茂呂がお送りいたしました\(^o^)/

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