あなたのフォークリフトは大丈夫ですか?

突然ですが最近エンジンのかかりが悪い、
始動時にセルモーターが回る音がしない等のトラブルはありませんか?

フォークリフトも普通の車と同じくガソリンエンジンやディーゼルエンジンで動いています。
特にディーゼルエンジン車の場合、エンジンが重く丈夫に作られている為
セルモーターに掛かる負担はガソリンエンジン車の比ではありません!!!

ここでディーゼルエンジンの仕組みについて簡単に説明します。

ガソリンエンジンはご存じの通り空気とガソリンを混ぜたもの(混合気)を
スパークプラグで点火させることで動きます。

ディーゼルエンジンではガソリンエンジンと違い
混合気を強い圧力で圧縮する事により温度を上げ点火させ動きます。

以上の事により分かる事はディーゼルエンジンは気温にとても敏感だと言うことです!!!

今の季節は暖かいと言いますかとても暑いので混合気も燃焼に適した状態になりやすく
特に何も気にしなくても掛かり易いと思います。

しかしこれからの秋・冬の季節ではそうはいきません!
気温が低いと混合気が燃焼に適した状態になりにくく、
しばらくセルモーターを回さないとエンジンが掛からなくなってしまいます(-_-;)

そうなってしまうと次の事が起こってしまいます。

1つ目はバッテリーが弱くなりバッテリー上がりを起こします。
セルモーターを回すには大きな電力が必要となりその結果バッテリー上がりを起こしてしまいます・・・

2つ目はセルモーターのヒューズや配線のトラブルを引き起こします。
上記でもお伝えしたようにセルモーターには大電流が流れます。
大電流が流れる際に熱が発生しヒューズや配線を溶かしてしまいます(T_T)

3つ目はセルモーター自体が破損します。
セルモーターは作動する際内部では火花が出ています!
セルモーターを廻し過ぎるとその火花により接点が焼けてしまいセルモーターが壊れてしまいます。

セルモーターはお値段も大変高額な為余計な出費をしてしまいます(>_<)

そこで常に心がけて頂きたい事はグローをきちんと作動させてからエンジンをかける事!です。

グローを使う事により空気を適切な温度にしてエンジンが掛かり易い状態になります。

今までグローを使うのが面倒だと思われていた皆さん、
この機会に正しいフォークリフトの使い方を学んでみてはいかがでしょうか?

使い方が分からない、又は実際にエンジンの掛かりが悪くなってしまった方は
お気軽にご連絡下さい!!!
親切丁寧に当社スタッフがお教えします!

本日のブログは新しい車を買い毎日の通勤が楽しみな本社サービス一課の(M)有賀がお届けしました。

フォークリフトの修理・点検のお問い合わせはお気軽に!0120-41-4983