フォークリフトの各部の名称をご紹介!

本日のブログは、現在サービス研修で汗を流しながら奮闘している
仙台営業所:受付の裏辻がお届けします。
今まで整備とは無縁の人生を送ってきたので、専門用語が飛び回っていて
私の頭の上では?が飛び回っています(・∇・)ン?

そこで今回のブログではフォークリフトの各部の名称をご紹介します!

皆さん!私と一緒に勉強しましょう!

まず初めにフォークリフトの各部の名称はこちら↓

テンプレ

こんなの見せられてもよくわかりませんよね( ̄▽ ̄;)アハハ…

なので一つ一つ説明します。

まずはフォークリフトの名前にも入っているフォーク
これがなきゃフォークリフトとは呼べませんね(笑)

【フォーク】
荷物の下部やパレットに差し込んで、荷役するのに使います。
※ツメと呼ぶこともあります。

【フォークレール】
フォークを取り付けるところ。
スライドさせることで、フォークの間隔を調整できる。

もちろんフォークだけでは荷物を持ち上げる事はできません。
そこで必要になるのがリフトさせるマスト・リフトチェーン・リフトシリンダ

【マスト】
フォークを上下させるために必要なレールの役目をしているものです。
インナマストとアウタマストに分かれています。インナマストを上に
スライドさせることにより、フォークを高く持ち上げることができます。

【リフトチェーン】
フォークを上下させるためのチェーンです。最大荷重の5倍の強度が必要とされています。

上記の荷役装置で一番大事なのはリフトシリンダ
荷役装置は油圧で動いているのでこれがないと動きません!
( ゚д゚)あらやだ!そーなの?___φ( ̄^ ̄ )メモメモ

【リフトシリンダ】
リフトシリンダに高圧の作動油を送り込んでピストンを作動させることにより
リフトシリンダが伸縮します。

フォークの昇降の動作は、マストと呼ばれる案内レールに沿い、両サイドに装着した長いリフトシリンダを
油圧によって伸縮させ、これにリフトチェーンを介することにより行っています。

次に説明するのはチルトシリンダ・バックレスト

【チルトシリンダ】
マスト全体を傾けるための油圧シリンダです。これでフォークのツメ先の調整を行います。
荷役走行する時はマストを後傾にして走行するので、その際にも使います。

【バックレスト】
フォークの上に載せた荷物がマストの後方に落下するのを防ぐための荷受け枠のことです。

荷役走行時はマストを後傾させて、フォークとバックレストで抱え込むようになります。

フォークリフトは高いところへ荷物を運ぶ時にも使われるので、荷物の落下の危険がある
乗り物です。そんな時にあなたを守るのがヘッドガードです。

【ヘッドガード】
荷物の落下による運転者への危害を防ぐガードです。かなりの強度で作られていて、
フォークリフトの最大荷重の2倍の強度が必要とされています。

最後に説明するのはタイヤ前輪 後輪・バランスウェイト

【前輪・後輪】
フォークリフトは舵取りを後輪(操向輪)で行います。後輪よりも前輪の方が大きいのが特徴で、
動力を伝えるが前輪(駆動輪)の役割です。
後輪(操向輪)は75度近くまでタイヤが切れるので、かなり小回りが利きます。

【バランスウェイト】
荷役の際、荷物の重みで前に倒れないようバランスをとるための重りです。

長々と説明させていただきましたが、フォークリフトの各部の名称を覚えてくださいましたか?

フォークリフトはいろんな場面で活躍する乗り物です!
「こんな場面の時はどうすればいいの?」など分らない事があれば
ご気軽にPCSへお電話ください!

PCSではフォークリフトの修理もやっていますので、さっそく本日のブログで説明した名称を使って
「チルトシリンダが調子悪いんです」などお電話ください!

フォークリフトの事ならピー・シー・エスにお任せを!

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