フォークリフトの「マスト」とは?

フォークリフトの「マスト」には、STD(スタンダード)マスト、ハイマスト、フルフリーマスト、
3段フルフリーマストなどの種類があり
それぞれ、作業場所や作業内容によって
マストの種類を選んでフォークリフトを使うことができます。

今回はそんなフォークリフトのマストについて見ていきたいと思います!

▼STD(スタンダード)マスト
こちらのSTDマストは、一般的なフォークリフトマストで
標準仕様のフォークリフトはこのSTDマストになっています。
揚高はフォークリフトの種類よって異なりますが
2500mm~3000mmとなっています。
STDマストのフォークリフトを使用する際には
天井高に余裕が必要となりますので、その点だけ注意が必要です。

▼ハイマスト
こちらは名前の通り、STDマストよりも高く上げることのできるフォークリフトマスト
荷物を高くあげてつつ、視界も確保しなければならないような作業にはぴったり
揚高はフォークリフトの種類によってことなりますが
3300mm~4000mmとなっています。

▼フルフリーマスト
このフルフリーマストは一定の高さ(フリーリフト量)までは
荷物も上げても車高が変わらないというフォークリフトマストで
天井の引くい倉庫・コンテナ内や高さ制限のあるところなどでの荷役作業には最適なマスト。
17アタッチメントFF三段

▼3段フルフリーマスト
高いところまで荷物を持ち上げたい!
そんな希望を叶えるのがこのフォークリフトマストです。
揚高は4300mm~6000mmと高いところ荷揚げにもってこい!
3段マスト機能で天井の高い倉庫・コンテナ内での作業
フルフリー機能で入口や門扉が低い場所でも通過することができます。

ちなみに、フルフリー機能を使用して
車高を変えずに使用できる高さのことを「フリーリフト量」といいます。

たとえば、2.4トンの3段フルフリーマスト・揚高が4500mmのフォークリフトの場合
フリーリフト量が1125mmなります。
つまりこのフォークリフトを使用した場合
約1mフォークを上昇させても車高は変わることがないのです!

フォークリフトのマスト選定でお悩みがありましたら
ぜひフォークリフトのスペシャリスト ピー・シー・エスにご相談ください!
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