フォークリフトのバッテリーを長持ちさせるには!?
今回のブログは本社サービスの出張班の中でも若々しいと評判の大和田が得意とする
バッテリーフォークリフトのバッテリーについてうんちくを語らせていただきます。
一般的に「フォークリフトバッテリー」といっても色々ありますが、
現在ほとんどのフォークリフトには鉛と希硫酸を使った鉛蓄電池というものを
使用しています。
このバッテリーは充電操作で化学変化を起し、電気を蓄積させその電気を使用する方法を取っています。
ところがこの鉛が高くバッテリーはとても高価な商品となっています。
ここで、高価な「フォークリフトバッテリー」をいかに長持ちさせるかについてお話しします。
バッテリーの取り扱いと維持方法です。
※電気を使いすぎないように、使用時間に注意してください。
※バッテリー液量に注意して、補水には精製水かバッテリー液を使ってください。
しかし、入れ過ぎはだめよ~だめだめ
※少なくとも一週間に一度はバッテリー液量の確認をして、減っていたら補水しましょう。
※バッテリーの上面はいつもきれいにしましょう。
電気の漏電、バッテリーケースの腐食を防止できます。
※充電時間は自動的に設定されるのでタイマーをONにするだけ。
※月に一度は均等充電で、ゆっくり時間をかけて充電してあげてください。
以上の内容からお分かりかと思いますが、バッテリーのメンテナンスはバッテリーの液量と充電にかかっています。
しかし人間と同様、バッテリーにも寿命があります。
使用頻度や使用条件により大きく異なりますが、一般的な寿命は約4年といわれています。
充電、放電回数では1200サイクルと言われており、これよりも早く寿命を迎えてしまったら
メンテナンスに問題があったかもしれませんね。
バッテリー内部の鉛(セパレートともいいます)は傷みやすく空気に触ると劣化を早め、
バッテリー液の減りが早くなります。
心当たり方はぜひ一度バッテリーの健康診断を受けてください。
手遅れでなければメンテナンスの改善で回復するかもしれません。
ピー・シー・エスではフォークリフトの点検修理はもちろん、
そういったバッテリーの点検・販売も行っています。