フォークリフトのアワーメーターについて

今日は、フォークリフトに装備されている「アワーメーター」についてご説明します。

アワーメーターとは?

フォークリフトなど物流関係の車両には、多くの場合走行距離計はついておらず
かわりにアワーメーターと呼ばれる、キーをONにした時間を計測する計器が装備されています。
理由として、物流関係の車輌の場合は「どれくらいの距離を運行したか」よりも「どれくらいの時間使用したか」のほうが
使用頻度の把握がしやすいためアワーメーターが採用されています。

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アワーメーターは、キーをONにすると回転し始め、作業をしていなくてもキーON状態にしていると
どんどん時間が加算されていきますのでご注意を。

アワーメーターでメンテナンス時期をチェック

さて、アワーメーターは一日の使用頻度を計るだけでなく、メンテナンス時期の判断ができる重要な役割もあります。
さらに、中古車を購入する際にもこのアワーメーターが使用の状態を知るチェックポイントのひとつとなります。

たとえば、1年間の稼働日数を240日と仮定した場合、アワーメーターは
6時間/1日の稼働 ⇒ 年間1440/h
2時間/1日の稼働 ⇒ 年間 480/h
  となります。

5年経過したフォークリフトのアワーメーターが10,000/hであればかなり高稼働であるといえます。

ただし、アワーメーターですべてが判断できるということではなく、高稼働でも定期点検や部品交換がきちっと行われているフォークリフトと
稼働が少なくてもメンテナンスがまったくされていないフォークリフトでは、金額が逆転する場合もございます。

フォークリフトを購入する際には、遠方で現物を確認できない場合や程度がよくわからないということもありますよね。
そんな時には、フォークリフトのプロ ピー・シー・エスにお問い合わせください。
親切・丁寧にご説明いたします!