電動式のフォークリフトってどんなもの？

フォークリフトは人の手では持てない重い荷物でも軽々と運べとても便利です。
その活躍の場所は倉庫や物流センターだけでなく、
建設現場やイベント会場設営など様々な所で重宝されています。

フォークリフトには形状やサイズさまざまな種類がありますが、
フォークリフトの動力部にも違いがあるのをご存知でしょうか?

いつもフォークリフトを運転している方であれば聞いた事があると思いますが、
フォークリフトには電動式とエンジン式があります。
電動式フォークリフトは、自動車の概念であるエンジンではなく、
バッテリーの動力で動く電動式フォークリフトになります。

●ここで電動式フォークリフトとエンジン式フォークリフトの特徴を紹介していきたいと思います。

電動式フォークリフトは電気を動力とするので、環境性に優れており快適に使用する事ができます(^^♪
換気のできない工場内であっても有害な排気ガスを出さずに荷役運搬作業をすることができます。
更にエンジンのようにブルルンッ！と大きな音も無く、ム～～と小さなモーター音がしますが静かです。

電動式には立ち乗りのリーチ式や歩きながら運転するウォーキー式の種類などもあり
カウンター式では入れない狭い作業スペースに入ることができ
小回りが効くのでラクラク作業ができます。

パワーを比較した場合、パワーがあるのは電動式ではなくエンジン式になりますので、
重い荷物を素早く運搬したいという時には、
電動式フォークリフトではパワー不足を感じることがあります。
電動式フォークリフトでは、充電の必要があるため、長時間の連続作業向きではありません。
バッテリーの充電も充電残量が30％前後となった所で充電することが望ましく、
充電完了まで約8時間程度かかります。
※サイズによって多少の前後があります。

エンジン式フォークリフトは電動式フォークリフトと違い、ガソリンや軽油といった燃料として
燃焼させて動くのでどうしても排気ガスが出てしまいます(>_<)
パワーはあるのですがその分、環境に配慮するのが難しいという所が、エンジン式フォークリフトです。
また、エンジンを搭載しているのでその分車体が大きくなり小回りが利きません。

屋外での資材運搬や原料の積み下ろしにはパワーとスピードが欠かせませんが、
エンジン式フォークリフトはパワーとスピードを備えているので作業の効率化が図れます(*^^)v
但し、排気ガスが出るのでクリーンな作業場や換気の悪い場所での作業には
注意が必要という事になりますφ(..)
エンジン式は電動式と違い充電の必要がない為、燃料さえあれば長時間に及ぶ作業が可能となります。