フォークリフトの修理について
東北の皆さま、ピー・シー・エス仙台営業所に所属する私は、
皆さまのフォークリフトの点検や修理で東北を飛びまわってます。
私は東北出身で、プライベートでも
東北の色々なところに行って意外と土地勘はある方だと思いますが、
修理や点検で東北の皆さまのもとへ出張すると、
まだ分からない東北の地名などが分かり楽しくもあります。
そんな東北の地名オタク話は置いといて…
東北の皆さまから修理でよくご連絡いただくのが、エンジンがかからないというお問合せです。
東北の皆さま、エンジンがかからない修理が発生すると大変困りますよね(>_<)
東北の皆さま、エンジンがかからない修理の事例をアドバイス付で紹介します!!
【修理①】 バッテリー不良によるエンジン始動不可
車両:2.5トンフォークリフト(ディーゼル)
状況:キーを回すとクランキングが弱々しい。
バッテリー電圧を計ると12V前半くらいしかありません。
原因:使用頻度が少なく、使用しても5分ほど。
修理内容:バッテリー交換
アドバイス:フォークリフトは車と違って、エンジンのON・OFFが激しいと思います。
作業が終わればエンジンをOFFにするので、バッテリーが充電されず、
バッテリー電圧が低下し、バッテリー上がりを起こすことが多いです。
可能であれば、フォークリフトを使用するときは、10分以上エンジンをかけた
状態にすることをお願いします。
【修理②】 ガス欠によるエンジン始動不可
車両:1.5トンフォークリフト(ディーゼル)
状況:ガス欠してしまい、燃料を入れクランキングはするがエンジンがかかりません。
原因:ガス欠後に燃料を入れ、エア抜きをせずにエンジンをかけようとした
修理内容:燃料系統のエア抜き
アドバイス:ディーゼル車の場合、ガス欠を起こしてしまったら燃料を入れた後に
プライミングポンプでエア抜きをしなければいけません。
それをせずにクランキングを続けると、燃料が流れないので、
エンジンはかからず、他の修理が発生するかもしれないのでお気をつけ下さい。
【修理③】 セルモーター不良によるエンジン始動不可
車両:1.5トンフォークリフト(ディーゼル)
状況:カギを回しても、メーターは点灯するがクランキングしない。
原因:セルモーター内部の断線
修理内容:セルモーター交換
アドバイス:修理①②でも話しましたが、エンジンのON・OFFが多いことや
エンジンがかからず、クランキングを続けるなど、セルモーターに
負荷をかけすぎると、悪化を進めます。もちろん、消耗品なので
いずれは寿命がきますが、長く使用するためにも、
なるべく負荷をかけないようにお願いします。
東北の皆さま、修理事例をお話してきましたが、一部に過ぎません!!
フォークリフトは、人では持てない荷物を軽々と持ち上げるヒーローです\(^o^)/
東北の皆さま、そんなフォークリフトの修理を少なくし長く使用するためには、点検が欠かせません。
フォークリフトの状態を常に把握するためにも、点検は最重要なのです!!
ピー・シー・エスは修理はもちろんのことレンタル・中古車売買・点検も承ります!!
東北の皆さまからご連絡いただける日を待っております\(^o^)/
余談ですが、東北ももうすぐで梅雨が明けようとしています。そうです!!夏本番です!!
東北の皆さま、十分熱中症対策をして存分に楽しんでください!!
本日のブログは、東北出身の仙台営業所、大村がお届け致しました!!
東北の皆さま、最後まで読んでくださりありがとうございました!!