PCSの中古フォークリフト納車前整備 ~ ブレーキ修理編
ピーシーエスブログをご覧の皆様、こんにちは!
中古フォークリフト買取・販売センターでは様々な中古フォークリフトを取り扱っていますが、本日のブログではお買い上げいただいたフォークリフトの納車前整備をご紹介いたします。
今回修理をしたのはブレーキのマスターシリンダーと呼ばれている部品です。
マスターシリンダーとは簡単に言えばペダルを踏んだ力を油圧を使ってブレーキを効かせる部品です。
このマスターシリンダーが故障してしまうとペダルを踏んでも力が伝わらずブレーキが効かない状態になってしまいます。
今回の車体は少々オイルがにじんでおり、既に壊れている訳ではなかったのですが、このままではじきに症状が悪化し、最悪にブレーキが効かなくなる恐れがあったため、安全のために修理してからの引渡しと判断させていただきました。
(納車前整備およびクリーニング費用はホームページ掲載の車両価格に全て含まれています!)
ブレーキマスターシリンダーオーバーホール
①ブレーキオイルを抜き取りホースやパイプ、取り付けボルトを外してブレーキマスターシリンダーを車体から外します。
②ブレーキマスターシリンダーを分解していきます。
オイルのにじみにより若干湿っていますね。分解して中に入っているシールキットを取り外してシリンダー内部を掃除していきます。
③サビや汚れを除去したあとにあらためて内部を確認します。
幸い今回の事例ではキズなどもないので新品のシールキットを組み付けて、ピストンの動きに問題がないことを確認し、車体に取り付けます。
④車体に取り付けたあとにもブレーキのエア抜き作業を行い、最後に実際に走行テストを行い、ブレーキの効き具合とブレーキオイルの漏れの確認して完了となります。
ブレーキの故障は重大事故につながる可能性があるため「今は動いているからいいや」ではなく、ピーシーエスの中古フォークリフト販売では、特に入念に確認を行っています。
皆さまに「フォークリフトのピーシーエス」「安心のピーシーエス」と胸を張って言えるよう、中古フォークリフト販売では全ての車両に納車前整備を行っています。
本日のブログは中古フォークリフト買取・販売センターのサービス、渡邊がお届けしました。 |