フォークリフトの型式って!?(ニチユ編)
ニチユ製のフォークリフトを買取りしてほしいと考えているお客様!
ぜひ、ピーシーエスにおまかせください。
ピーシーエスでは日本全国にありますニチユ製フォークリフトの買取りを行っております。
査定は無料ですからお気軽にお問い合わせをください。
当社ではニチユ製フォークリフトを査定する際に必ずお聞きしていることがあります。
それはフォークリフトの「型式」です。
今回のブログではニチユの型式がどこに明記されているか。
型式から読み取れることをご紹介したいと思います。
まずはニチユ製フォークリフトには型式がどこに記載されているかご存知ですか?
フォークリフトにはコーションプレートが貼付されており、
型式はそこに明記されています。
貼付場所は他のメーカーと同様、カウンターフォークリフトとリーチフォークリフトで異なります。
ニチユ コーションプレート 位置
■カウンターフォークリフトの場合
ボンネット周辺を探してみてください。
コーションプレートがあるかと思います。横には荷重曲線も付いていますので大変便利です。
■リーチフォークリフトの場合
・油圧レバー周辺
・フォークリフトの乗り口
を探してみてください。
ニチユの50型のリーチフォークリフトは油圧レバー周辺にコーションプレートが貼付されていました。
これが60型以降になると乗り口のところに貼付されるようになり現在にいたります。
乗ってしまうと気づかない場所にありますので、見たことない方は調べてみてください。
ニチユ 型式 意味
ニチユ製のフォークリフトの型式についてですがアルファベットと数字の組み合わせとなります。
写真では型式「FBRM9-75-300SF」と入ってます。
これをアルファベットと数字に分解して、それぞれの意味を見ていきましょう!
・R → リーチフォークリフトのR(Reach Forklift)です。
他のメーカーでも同じようにRと表記するところが大半です。
・M → バッテリーを前に引き出せることを表してます。
「マエヒキダシ」だから「M」と暗記しました!(笑)
これがないとバッテリーキャリアを使って引き出します。
この位置に「A」が入るとロングホイールベース。
「W」が入るとストラドルレッグが広い仕様を表しています。
・9 → 最大荷重・トン数を表していて、9であれば0.9トンのフォークリフトとなり、
20であれば2.0トンのフォークリフトとなります。
ただし、アタッチメントを装着している車両や最大揚高が3メートル以上揚がる際に
最大荷重は変わることがありますが、それに伴ってこの数字が変化することはありません。
今回のフォークリフトには記載されていませんが、
積載量の後ろに「H」と「L」が記載されることがあります。
「H」:車体フレームが幅広のものを採用されていることを表します。
「L」:低床タイプのものを表します。
・75 → モデル番号になります。
カウンタータイプは77型。リーチタイプは80型が現行モデルになります。
今回のフォークリフトには記載されていませんが、
モデル番号の後ろに「B」と「C」が記載されることがあります。
「B」:高容量バッテリーを搭載車
「C」:定置式充電器搭載車を表します。
・300→ 揚高を表してます。
今回は300ですので3.0mマスト仕様を表しており、
400の表記だと4.0mマストであることが型式で読み取れます。
これは他社にはない打刻です。
型式から揚高が判るので買取査定をさせていただく際に非常に助かっております。
この揚高の後ろに「M」「PFL」の記載があるとマストが特殊仕様になっております。
「M」 :三段マスト
「PFL」:フルフリーマスト
さらに「CS」「FCS」がつくと冷蔵・冷凍庫仕様であることが判ります。
・SF → サイドシフト仕様。
ここでどんなアタッチメントが付いているか読み取れます。
フォークシフターであれば「AF」。
ロールクランプ「RRC」など記載があるので
ここも査定時にはよく見るようにしています。
以上。
いかがでしょうか。
わずかな型式の情報からでも車体の仕様を判断することができるようになります。
ニチユ製のフォークリフトは他のメーカーより仕様のイメージができるので、
細かいことを聞くようですが正確に教えていただければと思います。
でも、それは面倒だとお考えの方!
その場合は上記のような写真を撮って送ってください。
当社のホームページは写真査定のフォームや必要な情報が入力できるようになっておりますので
ぜひ、ご利用ください。
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