【フォークリフトの事故事例】どのような災害があるの?
明日からのゴールデンウィーク後半の天気は残念ながらあまり芳しくないようですが、長距離運転などでは適度な休憩をとって、楽しいゴールデンウィークを過ごしたいですね。
さて、フォークリフト作業の安全への関心は年々高まり、安全講習会の実施や安全対策にさまざまな工夫をしている会社が増えています。しかしながら、フォークリフト事故が後をたたないのも現実です。
フォークリフトの死亡災害発生状況
事故の統計をとっている厚生労働省のホームページでは、フォークリフトの死亡災害発生状況が発表されています。
起因物:フォークリフト
墜落・転落 | 11件 |
転倒 | 4件 |
激突 | 1件 |
飛来、落下 | 1件 |
激突され | 3件 |
はさまれ、巻き込まれ | 7件 |
交通事故 | 1件 |
合計 | 28件 |
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このようにフォークリフトの事故は重大災害になりやすく、最近のニュースからもフォークリフトによる災害が報道されていますので一部ご紹介いたします。
フォークリフトの事故事例
【飛来・落下】倉庫で積み荷の下敷き、作業員男性重体/野田
26日午後0時40分ごろ、野田市西三ケ尾の物流会社「日立物流首都圏東物流センター」の倉庫内で、同社の50代ぐらいの男性がフォークリフトでエアコンを積み上げていたところ崩れ、下敷きになった。男性は頭から出血し、ドクターヘリで印西市内の病院に運ばれ意識不明の重体。野田署で男性の身元確認を急ぐとともに、詳しい事故原因を調べている。
☞2018年1月27日 千葉日報オンライン
【転倒】フォークリフトの下敷きで52歳男性死亡/山梨
6日午前9時35分ごろ、甲府第一運送(山梨県中央市今福)の敷地内で、同社社員、諏訪田晴信さん(52)=同市西花輪=がフォークリフトの下敷きになっているのを、来社した取引先の社員が見つけ110番通報した。
諏訪田さんは頭などを強く打ち、駆けつけた医師が現場で死亡を確認した。
南甲府署によると、同社は生コンクリートを製造しており、諏訪田さんは午前9時ごろから一人で、砂利の運搬作業に向けて、フォークリフトを運転していた。
同署で事故の原因を調べているが、フォークリフトはくぼ地にはまって倒れていた。
☞2018年2月7日 産経ニュース
【激突され】ジャガイモ集積場でフォークリフトの下敷きに/帯広
7日午前、帯広市のジャガイモ集積場で、50代の男性が作業中のフォークリフトにひかれ、意識不明の重体です。
7日午前9時前、帯広市別府町のジャガイモ集積場で、従業員の50代の男性が、フォークリフトにひかれました。男性は病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。警察によりますと、事故当時、フォークリフトはジャガイモが入ったコンテナを運んでいて、男性は、コンテナ同士をつなぐ作業をしていたということです。警察は、フォークリフトの運転手から話を聞くなどして事故の状況を調べています。
☞2018年4月7日 HTBニュース
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