今さら聞けない「カウンターフォークリフト」の操作方法と各部名称

「カウンターフォークリフト」とは？

フォークリフトをお使いのみなさまでご存知の方は多いと思いますが、
フォークリフトの種類にはカウンター式とリーチ式があります。
 
名前を聞いてもピンとこない方もいらっしゃると思いますが、
この２種類のフォークリフトがどう違うのかと申しますと、大きく違うところは
立ったまま乗るのがリーチ式で、座って乗るのがカウンター式です。
 
そして、名前からも連想されるように、フォークリフトの爪が前後に動いて、
例えば棚の奥の場所にある荷物を置いたり、持ったりできるのが、
リーチ式フォークリフト(手を伸ばすという意味)となっております。
 
では、カウンター式フォークリフトはどうでしょうか?
カウンターというと、ボクシングを連想する方もいらっしゃるかと思いますが、
神の左と称された世界バンダム級王者　山中慎介のカウンターでのKOは圧巻です（笑）
 
話を本題に戻しますが、フォークリフトのカウンターはカウンターパンチとは関係なく(~_~;)
前方の爪で荷物を持ったときに、フォークリフトのお尻部分にあるおもり（ウェイト）があることで、
バランスを取っているので、カウンターバランスという意味から
カウンター式フォークリフトとなっております。

「カウンターフォークリフト」の各部名称

ここでカウンター式フォークリフトの各部の名称をご紹介します！！
 

 
いかかでしょうか？結構知らないカウンター式フォークリフトの名称が多いのではないでしょうか？
そして、ここの名称にはのっていない機能として、
「チルト水平スイッチ」についてご説明したいと思います。
 
このスイッチはチルトレバーについていて、その名のとおり
スイッチを押したままチルト操作をすると、荷物が水平の位置で自動で止まります。
このスイッチがあれば、のぞき込んで荷物の確認をすることなく、
荷物を水平に置いたり、持ったりすることができます。＼(^o^)／
 
チルトレバーのこんなに目立つ位置についているスイッチですが、
この「チルト水平スイッチ」の機能をご説明すると
「こんなスイッチがあったなんて知らなかったよ！！」と、
驚かれるお客様が意外に多くいらっしゃいました。
 
車両の仕様によってついていない車両もありますが、あるとかなり便利な機能です！！
また、下の添付画像（今回はトヨタ8Fカウンター式）と同じ場所にあっても
ホーンスイッチになっている仕様もありますので、使用をする前にご確認をお願いいたします。
 

 
その他でも、フォークリフトの仕様によってはメーカー独自の機能が付いている場合もございます。
そんなフォークリフトの疑問など、またフォークリフトでお困りの方がいらっしゃいましたら
是非とも私たちピーシーエスにおまかせください。