ファンベルトの張り調整方法は知っていますか?
エンジン式のフォークリフトをお使いの方で、ファンベルトの張り調整を行なっている方はいらっしゃいますか?
自動車と同じようにフォークリフトもエンジンを始動すると、エンジンの動力を色々な装置に伝えて動かすために、ファンベルトを使用しています。(一部メーカー、車種等異なる場合があります)
ちなみに、ファンベルトはゴムなどで出来ています。
ファンベルト不具合による影響箇所と症状
ウォーターポンプ | 主な症状:オーバーヒート |
---|---|
オルタネータ | 主な症状:バッテリー上がり |
ファンベルトは、色々な機能に影響が出てきてしまう大事な消耗部品です。
まずはファンベルトの点検方法を説明したいと思います。
ファンベルトの点検方法
① ファンベルトやプーリーの摩耗や損傷状態を目視し、必要があれば交換を行う。
② プーリー間の中央を指で押して、ベルトの張りが適正であるかを確認し、調整を行う。
ベルトのたわみは通常10~15mmです。
ベルトが伸びてしまって調整の範囲を超えている場合はベルトの交換を行ってください。
※注意
エンジンをかけたまま、手を入れないで下さい。怪我をしてしまいますので…。
またエンジンを切って、直ぐに手を入れてしまうと熱いので火傷をする場合があります。
必ず、手袋や長袖の服装を着用して作業する事をお勧めします。
エンジンをかけたまま、手を入れないで下さい。怪我をしてしまいますので…。
またエンジンを切って、直ぐに手を入れてしまうと熱いので火傷をする場合があります。
必ず、手袋や長袖の服装を着用して作業する事をお勧めします。
ファンベルトの調整
調整作業に入る前にショートしない様に、バッテリーのマイナス端子を外してください。
オルタネータを固定しているボルト(メーカーにより数が異なる場合がございます)を緩め、オルタネータを動かしてベルトの張りを調整します。
オルタネータをエンジン側に寄せると、ベルトは緩み、離すとベルトが張られます。
※注意
確認時の注意事項に加え、安全の為、フォークリフトに輪留めしてください。
もしもフォークリフトが動いてしまったら危険です!
確認時の注意事項に加え、安全の為、フォークリフトに輪留めしてください。
もしもフォークリフトが動いてしまったら危険です!
ファンベルトの調整ひとつでも、不具合をそのまま放置すると、フォークリフトのさまざまな箇所に悪影響を及ぼしてしまいます。
お使いになっているフォークリフトを快適に!長く!ご安全に!お使いになるために、日頃の点検実施をお勧めいたします。
ピーシーエスでは、プロによるフォークリフトの点検、整備もリーズナブルな価格にて対応させて頂きますので、お気軽にご相談下さい!
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本日のブログは、埼玉営業所サービス瀬川がお伝えしました。 |
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