フォークリフトから水が漏れている!!
フォークリフトをお使いの皆さま、フォークリフトから水漏れしていませんか?
エンジン式のフォークリフトにとって水漏れしていることは非常に危険な状態なんです!Σ(・ω・ノ)ノ!
この「水漏れ」の「水」ですが、この「水」はフォークリフトのエンジンを冷やすために必要な冷却水のことです!
ということは、フォークリフトからの水漏れをそのままにしておくと冷却水が漏れて無くなり、エンジンが冷却されなくなってしまいますので、オーバーヒートを起こしてエンジンが壊れてしまいます!
そしてフォークリフトのエンジンを直すには、かなり高額の修理費用が発生してしまいます!!(T_T)
本日のブログは、フォークリフトの水漏れについてご紹介していきたいと思います。
先日、お客様からお電話をいただきました。
「フォークリフトの下をのぞいたら、水たまりのような跡があったんだけど、フォークリフトから水漏れかオイル漏れしてるかもしれないから一度見に来てほしい」とのことでした。
早速、お客様のもとへお伺いしてフォークリフトを点検致しました。
エンジンを見てみると、パッと見には異常が見られませんが・・・
ラジエターホースに小さい「しみ」がありました・・・ん?
試しにエンジンをかけてみると・・・
おおっと!ラジエターホースから「ぴゅ~」と水漏れしているではありませんかΣ(・ω・ノ)ノ!
このままでは水漏れにより冷却水が無くなってしまいますので、早急に部品の手配をして修理をすることとなりました。
今回はフォークリフトの異常(水漏れ)を早期に発見したことで、高額の修理代になりませんでした!
ぜひ!フォークリフトを使用する前は、毎回フォークリフトの下回りをのぞいてみてください!
さて、ラジエターホースにはアッパーホースとロアホースがありますのでこの2本を交換します。
このホースはゴムでできていますので経年劣化し、腐食や硬化による割れで水漏れが発生します。
さらに同時に交換をしていただきたいのが、サーモスタットです!
ラジエターホースがつながっている部品の中に入っています。
サーモスタットは冷却水の流れを変える部品です。
エンジンが冷えているときは、冷却水をラジエターへ流さずにエンジン内だけで循環するようにしてエンジンを早く温めます。
エンジンが熱くなってきたら冷却水をラジエターへ流し、ラジエターを通ることによって冷えた冷却水でエンジンを冷まします。
このようにサーモスタットは非常に重要な部品なので、ホースなどから水漏れなどが起きるような時期になってきたら、一緒に交換することをおすすめします!
実際の交換作業は、ホースに関しては外してつけるだけなのでそれほど難しくありませんが、冷却水を入れたあとのエア抜き、サーモスタットの交換はコツが必要となりますので、ぜひフォークリフトのスペシャリスト!ピー・シー・エスにお任せください!
本日のブログは、子供の運動会でコケないようにジョギングを始めた、埼玉サービス出張班の鈴木がお届けしました!