フォークリフトの車検にそなえてやるべきこと
フォークリフトとは人が持てない重い荷物も軽々と持上げてしまう力持ちです!!
力持ちである故に、フォークリフトは日ごろのメンテナンスが必要です。
まず初めにフォークリフトの車検と特定自主検査について触れていきましょう。
フォークリフトの車検と特定自主検査の違い
※フォークリフトには車検が無いと思われている方がいらっしゃるとおもいますが、、
実は、車検が必要なフォークリフトもあるのです!><!
大型特殊自動車としてナンバーがついている大型のフォークリフトには自動車と同じように(車検)を実施しなければならないのです。
フォークリフトなど、大型特殊自動車としてナンバーを装着し公道で走行する場合は自動車として、労働安全衛生法と、道路運送車両法で定められた保安基準に従わなければなりません。
大型特殊自動車登録の公道を走行するフォークリフト
=車検と1年に1回の特定自主検査を実施しなければなりません。
大型特殊自動車登録以外の公道を走行しないフォークリフト
=1年に1回の特定自主検査を実施のみでOKです。
フォークリフトの車検にそなえて何が必要かと費用について触れてみましょう。
フォークリフトの車検に必要な書類や費用
車検に必要とされる書類
自分で車検場に持ち込む場合や業者に依頼する場合で必要書類が変わりますが、
①自動車損害賠償責任保険証明書
②定期点検整備記録簿
自動車と同じように車検の取り扱いのある工場などに依頼をすれば車検を行ってくれます。
車検に必要な費用は自動車と同等にかかります。
しかし、フォークリフトに異常個所がない場合です。
マフラーに穴が開いている、タイヤが摩耗限度にきている、排気ガスが異常、バッテリー不良などの不具合があると別途費用がかかります。
あとは自分で車検場にいくのか、業者に依頼するか等によっても費用が変わります。
車検費用とは別に自賠責保険料もあるので、車検自体は車と同等ですが追加費用が発生してしまうことも考慮しておきましょう。
車両の種類や車検場によって価格が大きく変わってくるので、複数の業者から見積もりをとり、納得のできる業者で車検を実施したほうが良いでしょう。
特定自主検査について
車検と同じように特定自主検査も資格を保有してる者が実施しなくてはいけません。
フォークリフトの労働安全衛生法により年に一度の「特定自主検査」が義務づけられています。
フォークリフトの特定自主検査を実施しなければ、罰則もあるんですよ~!
フォークリフトの特定自主検査は費用が高いからやらなくてもいいか~、なんて思っていませんか??
フォークリフトの特定自主検査を受けないと?
労働安全衛生法 第120条、第121条に違反する事になるために罰金や罰則があります
「50万円以下の罰金」に処せられます。結構厳しいですよね~ ・・・(゚_゚i)タラー・・・
特定自主検査を実施するには?
フォークリフト所有者の依頼により国から認証された登録検査業者が実施する。
【検査記録表の内容】
○エンジン
○動力伝達装置
○走行装置
○操縦装置
○制動装置
○荷役装置
○油圧装置
○安全装置・車体関係等
○排ガス装置
○総合
大きな区分は10区分になりますが、全65項目の点検内容があるのです!
これだけの項目をいろんな検査機器を使って点検するんです!
心臓部であるエンジン関係の点検を念入りにするのはもちろんのこと、油圧で動くシリンダーなどの油圧装置も細部まで点検しフォークやリフトチェーンなどのフォークリフトならではの部品も、非常に負担が大きい部分ですので要チェックします!
隠れて見えないブレーキなどは分解して点検もするんですよ~
フォークリフトの特定自主検査は自動車の車検と同じように、とても重要な検査なので、ぜひ専門知識・技術・資格のある ピー・シー・エスへおまかせください!
本日のブログは加齢とともに逆流してくる胃酸と戦っている
神奈川営業所の大井がお送りしました 」(:o:)「