バッテリーフォークリフトの充電、1回当たりの電気代は…???
みなさまのバッテリーフォークリフトの健康状態はいかがですか?
近年、車業界もハイブリッドやEVがシェアを高め、フォークリフトにおいても環境やエコをお考えの方もいらっしゃると思います。
また、主に室内や食品など清潔面で配慮される現場ですとバッテリーフォークリフトをお使いでしたり、ご検討されてるのではないでしょうか?
ガソリンや軽油などの燃料を使用しないバッテリーフォークリフトですが、携帯電話のように日々、充電しながら使用します。
そのため、大きなバッテリーを搭載しているフォークリフトとなると、
やはり経費となる充電時の電気代が気になるものです。
バッテリーフォークリフトの使用環境や年数、車両サイズ、型式などにより異なりますが、
標準的な一回の充電時の電気代算出方法をご紹介します。
フォークリフトの充電電気代はバッテリーの電圧(セル数)と容量(AH/5HR)ならびに充電器効率によって異なります。
また電気代単価も契約KW(キロワット)の大きさ、あるいは夏季(普通7/1〜8/31)とその期間以外でも単価が変化しますが、一般的な充電電気代は次の式によって算出します。
また、下記計算式内では、同じ動力での電圧使用環境やバッテリーフォークリフトの充電回路劣化などを加味して7割程度の充電器効率で計算しております。
1KWHの契約電気料金(円)×容量(AH/5HR)×電圧(V)×0.75(バッテリー放電率) |
0.7(充電器効率×蓄電器効率)×1000(WをKWに換算) |
今、19円/1KWHとし、7FB15(48V 400AH/5HR)の場合を算出すると、
(参照 Selectra – 1kWhあたりの電気料金はいくら?)
19(円)×400(AH/5HR)×48(V)×0.75 | = 390.8(円)/1回の充電 |
700 |
なおバッテリーサイズ(容量)は側面などに記載されています。
いずれも、1日のバッテリー放電深さが75%として算出しましたが、お客様の使用状況によっては条件が異なりますので実際に算出する場合は、個々のバッテリーフォークリフトの放電深さを加味して算出されることが望ましいでしょう。
あくまでも良好で適切な充電されてる健康なバッテリーが目安になりますので、それを維持するためには過充電や充電不足を避け、こまめなバッテリー液量の確認、補充が必要となります。
PCSでは、お客様のご希望サイクルでバッテリーフォークリフトの定期点検を実施しております。
点検時にはバッテリー補水、測定、充電機能点検、健康状態のチェックも含まれてます。
その際、不明、不安な点などありましたら御質問頂ければ、お客様のニーズに適したアドバイスをさせていただきます。
長く健康的にお使い頂けるようにフォークリフトのプロがお手伝いします!
身体と同じく、バッテリーフォークリフトも日頃の管理が長生きの秘訣です!
お使いのバッテリー管理方法や適切な充電方法、フォークリフトの健康状態にお悩みでしたら
お気軽にPCSまでお問合せください。
本日のブログは、 フォークリフトのことなら何でもお任せください!!!がモットーの 埼玉営業所サービスの関根がお届けしました。 |