フォークリフトの整備士は面白い。
この記事を書いた人 寺島晶史 埼玉営業所 サービス |
「フォークリフトの整備に興味がある」「自動車の整備とどう違うのか知りたい」という方のために、フォークリフトの整備についてご紹介したいと思います。
フォークリフトはとてもアナログ
現行型のトヨタ製ガソリン式フォークリフト(8FG)でもディストリビューターを使用したOHVエンジンを搭載しています。
フォークリフトは、乗用車に比べて電子制御されておらず機械的な部分が多くあります。
使用年数も長いので、20年30年前のフォークリフトの整備を行うこともあり、その場合はなおさらです。
「エンジンのかかりが悪い」「エンジンの吹けが悪い」「アイドリングが安定しない」お客様の元へ修理に行きキャブレターやディストリビューターの調整・清掃で、調子が悪かったエンジンが嘘のように元気になったときには心の中でガッツポーズをとってしまいます(笑)
アナログさゆえにやればやったぶんだけ効果が出やすいことは、フォークリフト整備の醍醐味の一つです。
またフォークリフトと自動車の整備で一番違う点は荷役装置でしょう。
荷役装置とは荷物の上げ下げ、マストの前傾後傾などを行う装置のことで、油圧を使って動かしています。
荷役装置の整備は、各部シリンダーのオーバーホール、シリンダーにつながるホースの交換と色々とありますが、一番重要なことはオイル漏れや、ホースの破裂を起こす前に点検で不具合を見つけることです。
自社工場整備と出張整備
フォークリフトの整備の行い方には大きく分けて二つの方法があります。
自社工場内整備
ピーシーエスではレンタル車両や中古販売車両の点検・整備を自社工場内で行っています。
レンタルから帰ってきた車両の点検や重整備も行います。
各々が得意な内容を加味して分担していくため、好きな整備に没頭しやすいといえます。
出張整備
フォークリフトを自社工場まで回送するための時間と費用を抑えるため、お客様より修理のご依頼をいただいた際は、基本的に現場までサービスカーで赴き修理・点検を行います。
お客様の現場で一人で修理を行うので時には大変なこともありますが、お客様から「困っていたんだ、ありがとう」「来てくれて助かった」とほっとした顔で直接言っていただけた時にの達成感は病みつきになりますよ。
完全週休二日(土曜、日曜)
ピーシーエスは完全土日休みです。
整備士で完全土日休みは大変珍しいのではないでしょうか。
友人や家族と過ごす時間、毎週連休があることでのリフレッシュなど、完全土日休みを導入しているメリットはたくさんあります。
またその他各種手当も充実しており、家族が応援してくれる職場、長く腰を据えて働ける職場づくりを進めています。
ピーシーエスの整備士の選択肢
ピーシーエスでは一人ひとりが得意分野を持ち寄りながら力を合わせて、課題を解決していくことを企業文化としています。
「生涯整備士として整備技術を発揮したい」「出張整備士になって力をつけたい」「所長になって営業所を成長させたい」など一人ひとりの得意な分野とチャレンジに合わせて様々な選択が可能です。
整備が好きな方、整備の技術や経験を活かしてステップアップしたい方、社内見学お待ちしております。