フォークリフトの警告灯の意味と原因
いつもPCSブログを見ていただきありがとうございます。
今回はメーターパネル警告灯の意味・警告灯から推測できる原因についてご紹介したいと思います。警告灯の意味や対処法を確認しておくことはとても重要なことです。
【ブレーキ警告灯】
ブレーキオイルの油量を知らせる警告灯
- この警告灯が点灯した際はブレーキ系のどこかでオイル漏れを起こしている可能性が高いです。
【エンジンオイル警告灯】
エンジンオイルの油圧が正常かどうかを知らせる警告灯
- エンジンをかけると消えますが、エンジンをかけても点灯している場合は 油量が少ないもしくはオイルが漏れている可能性が考えられます。
- エンジンオイルが適量の場合は油圧スイッチの不具合も考えられます。
【充電警告灯】
オルタネータの充電の状態を知らせる警告灯
- 通常エンジンをかけると消灯します。点灯している場合は発電していない可能性があります。
- バッテリー上がりの可能性
- オルタネーターの不具合なども考えられます。
【エアーエレメント警告灯】
エアーエレメントが汚れなどで詰まっていることでつく警告灯
- エアーエレメントの清掃・交換で改善する場合もあります。
- 清掃、交換してもランプが消えない場合はセンサー不具合を起こしている可能性があります。
【ラジエーター冷却水量警告灯】
ラジエター・リザーバータンク内の冷却水量が少なくなるとつく警告灯
- 冷却水の水漏れのおそれがあります。エンジンオーバーヒートにつながる可能性もあります。
- 規定量入っている場合はセンサー不具合の可能性もあります。
【セジメンタ警告灯】
燃料フィルターに水がたまりすぎたときにつく警告灯
- 燃料フィルターの水抜きで消える可能性があります。
- 水抜きで消えない場合は燃料タンクに水が混入している可能性があります。フィルター交換をオススメします。
【まとめ】
今回、ご紹介した警告灯は本来点灯していないものです。警告灯が点灯した際にまずすべきことはメンテナンスです。警告灯がなぜ点灯したか原因を探す必要があります。
そのまま放置してしまうとおおきな故障につながってしまう可能性もあります。警告灯の中には簡単なメンテナンスで解決できるものもあります。
★メンテナンスもしても警告灯が消えない場合
メンテナンスをしても警告灯が消えない場合は専門業者に連絡し修理するのが確実です。掛かりつけのフォークリフト修理業者にどんな警告灯が点灯しているかお伝えください。
※メーカーや機種によって警告灯のアイコンが違うことがあります。
もちろんピー・シー・エスにご連絡いただければ専門の整備士がお客様のもとへお伺いします。警告灯のことだけでなくフォークリフトが不調だなと思った際もお気軽にお問い合わせください。