クレーンアームをフォークリフトに取り付ける方法
ピー・シー・エスではクレーンアームというフォークリフトを保有しています。
そこで今回がそんなクレーンアームと
クレーンアームの取り付け方をご紹介したいと思います。
クレーンアームとは
限られたスペースでの吊り上げ・運搬作業に最適なアタッチメント。
油圧で動くアタッチメントではないため
このクレーンアームさえあれば、今あるフォークリフトに取り付けるだけで
すぐに使用していただくいことができます!
普通のパレット作業も行えて、クレーンアームを装着すれば
吊り上げ作業も行える、フォークリフトって便利ですよね(^^)
また、このクレーンアームを使う利点も
①小回りが利く
フォークリフトならではの小回りの良さのおかげで
移動式クレーンでは困難だった、狭いスペースでの揚貨作業をすることが出来ます。
また、狭いスペースで使用できるクレーンは動力が人力であるものが多いので、
それをエンジンやモーターの力でスムーズに移動することが出来るようになります。
②運転資格
クレーンアームを装着したフォークリフトは法の上では、
クレーンではなくフォークリフトとしてあつかわれます。
あくまで、フォークリフトのアタッチメントなので
「フォークリフトの運転資格はあるが、クレーン車の運転資格はない」
という状況でもフォークリフトとクレーンアームがあれば
荷物の揚貨作業をすることが出来ます。
さてそんなクレーンアームの取り付け方ですが
実はこのクレーンアーム、本体重量がとても重いため
取り扱いには十分注意が必要です。
※本体重量 1.0t系:約100kg 2.0t系:約160kg 4.0t系:約300kg
それでは本題の、クレーンアームの取り付け方!
①クレーンアームをユニックや他のクレーンで吊って立たせる(吊り位置下図参照)
または、数人で持ち上げて立たせる
②クレーンアームの上部フックを、フォークレール上段に引っ掛ける
③クレーンアームの下部フックを、フォークレール下段の中心にある切欠きにはめる
④切欠きにクレーンアームの下部フックが入ったら
左へスライドさせ、中心付近に来たらピンで位置を固定する