フォークリフトのバッテリーの交換時期はいつごろ？

本日のブログは本社受付の齋藤がお送り致します。

今回はエンジン式フォークリフトのバッテリーの交換時期についてご説明したいと思います！

まずはエンジン式フォークリフト用のバッテリーとは？
これは乗用車と同様にフォークリフトにもバッテリーがついており
エンジンをかける時や保安部品を作動させるために使用します
※保安部品とはヘッドライトやウィンカーやホーン等の事

と､いうことはバッテリーがダメになったり残量が減ってしまうと
エンジンや保安部品を作動させることができなくなってしまい
フォークリフトの使用に不便が生じてしまいますね。

しかしながらエンジン式フォークリフトはエンジンをかけているだけで
バッテリーが充電されるようになっていますが、
エンジンをかけている時間が短いと満充電にはならずにバッテリーを消耗してしまいます。

以上､ざっくりとエンジン式フォークリフト用のバッテリーとは何かをご説明致しましたが
ここからが本題です。

バッテリーの寿命は？
これは実際のところ使用方法や環境や銘柄により変わってくるので
ひとつの目安として約２～３年が目安となります。

どうして使用方法で寿命が変わってしまうのか

例えば１ヶ月に１回５分程度しか使用をしない・・・
毎日連続で３０分～１時間ぐらい使用をしている・・・
この２つの例でも大分変わってきます。

何が違うのか？
まずは１ヶ月に１回の使用・・・
使用間隔が空いてしまうとバッテリー残量が勝手に減ってしまうんです！
どうしてかというと､バッテリーは何もしないで放置していても自然放電をしてしまい
バッテリー残量が徐々になくなりバッテリー上がりとなってしまいます。
例えばご家庭で以前に購入した乾電池を使おうと思ったら
空っぽになっていたなんて経験ありませんか？
それと同じ事がフォークリフトのバッテリーにも起こってしまうんです！

さらに５分程度の使用となるとフォークリフトの充電機能でも満充電にはならず､
徐々にバッテリー残量が減っていき消耗を早めてしまうんです
そのため目安の２～３年まで持たない､バッテリーがよく上がってしまう等のケースが多く､
ピー・シー・エスにもバッテリー交換のお問い合わせを頂くことがあります

それに対して毎日連続３０分～１時間ぐらいの使用であれば
毎日ほぼ満充電を維持できるため寿命を長く保つことができ､
目安の２～３年を上回って使用が出来ているケースもあります。

上記のようなケースにピッタリと当てはまることは少ないと思いますので目安程度に！

２年以上同じバッテリーを使用しているエンジン式フォークリフトがあれば
バッテリー上がりで困る前に事前の交換をオススメします！

バッテリー交換のご依頼やご質問もお気軽にお問い合わせ下さい！