フォークリフトはどこへ輸出されているのか?

本日のブログは11月に入り東北の寒さを肌身に感じている
仙台営業所の水梨がお届けいたします。

日本は海外へ自動車や電子部品など、いろいろな物を輸出しておりますが
PCSの主力商品であるフォークリフトも自動車等と同じように、海外へ輸出されております。
今日はフォークリフトの輸出動向についてご紹介させて頂きます。

日本から輸出されるフォークリフト台数の推移をグラフにまとめてみましたのでご覧ください。
※一般社団法人日本産業車両協会様からの資料を参考に作成しております。

輸出台数推移

2008年までは順調にフォークリフトの輸出台数を伸ばしていましたが
2009年のリーマンショックにおける世界的景気の落ち込みから一気に輸出台数が激減しました。
2010年、2011年と景気回復とともに輸出台数も回復しましたが
2012年以降フォークリフト海外生産へのシフトもあり輸出台数は減少傾向にあるようです。

動力別にみると圧倒的にディーゼル車の輸出台数が多いのがわかります。
国内でも海外でもディーゼル車は人気があるので、中古販売でも売買される価格が高い理由がわかりますね。

次のグラフはフォークリフト地域別の輸出構成比の推移表です。
※一般社団法人日本産業車両協会様からの資料を参考に作成しております

地域別輸出構成比

もともとアジアへの輸出比率が多かったのですが、2009年のリーマンショック以降
アジアへ輸出する割合が増えてきているのがわかります。これは中国の景気回復が大きく反映されているようです。
中国では厳しい排気ガス規制があるために、エンジン車よりもバッテリー車を好むようです。
日本では、環境問題やランニングコストの問題で、エンジン車からバッテリー車へ乗り換える企業も多いので
今後の輸出先や台数にも大きく変わってくるかもしれませんね。

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