自分でここまでできる!フォークリフトの修理技術/グリスアップ編 |ピーシーエス
サービス一課 のジャンクフードファイター大井がご紹介させて頂きます。
自分でできる修理!第5回目はトヨタフォークリフトの7FD15の
グリスアップの方法についてご紹介させていただきます。
用意する物は スプレーグリス、グリスガン、ウエス 「これだけ!」
グリスアップはなぜ必要??
・各摺動部の動きを良くする為
・金属の摩耗、サビを防ぐ為
定期的なグリスアップを怠ると摺動部が摩耗し 最悪の場合、部品を交換する事にもなり、
余分に費用が掛かってしまいます!!
なのでフォークリフトを末永くご使用していただく為にも
定期的にグリスアップをしてあげましょう❤
早速作業に入りますが注意点があります。
:グリスガンにてグリスを注入する時は3回ポンピングすれば適量のグリスが注入されます。
それ以上ポンピングすると隙間からグリスが飛び出して床を汚してしまうので、注意しましょう。
・リフトチェーンのグリスアップ
リフトチェーンの様に外から見えるところは皆さんでもスプレーグリスで
簡単に グリスアップできます!!
これだけでもだいぶリフトチェーンのもちが違います。
・チルトシリンダー部のグリスアップ
主にマストの動きに関わる部分のグリスアップで、グリスガンにて注入します。
グリス切れを起こすとギーギーと異音が発生します。
・マストサポート部(マストの土台)のグリスアップ
これもマストの動きに関わる部分のグリスアップで、グリスガンにて注入します。
グリス切れを起こすとギーギーと異音が発生します。
・リヤアクスル部分のグリスアップ
ハンドル操作時の動きに関わる部分のグリスアップで、グリスガンにて注入します。
グリス切れを起こしたまま使用しているとハンドル操作時のガタが大きくなります。
こうしてグリスアップ作業が完了します!
いかがですか?皆さんの愛車のフォークリフトを常に好調な状態に維持する為にも
グリスアップはとても必要です。
ピー・シー・エスではこういったグリスアップ作業からでも、
熟練のサービスマンが作業させていただきますので
自分ではちょっと不安だから・・・という方も、お気軽にお問い合わせください!